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レポート

【Krush】“マッスルタンク”小田尋久がダウン奪い新王者に、塚本拓真が不可思からダウン奪い殊勲の勝利、山﨑秀明に対戦アピール!里見柚己が圧巻の初回KO勝ち、キレとスピードを増して帰ってきた西京佑馬がブランク感じさせない鮮烈KO勝ち、谷川聖哉がバックハンドブローで一撃KO勝ち

2024/08/18 17:08

▼第5試合 Krushライト級 3分3R延長1R
〇西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 1分00秒 ※右フック
×加藤 港(WSRフェアテックス三ノ輪)


 西京はK-1甲子園2016 -60kgで優勝し、2017年4月にプロデビュー。4戦目でレオナ・ペタスに判定で敗れたが、2019年3月にわずか7戦目にして島野浩太朗を破り、18歳で第8代Krushスーパー・フェザー級王座に就いた。しかし、同年9月の初防衛戦で再びレオナに敗れて王座を失い、2020年9月の再起戦でも横山朋哉に敗れて連敗。ライト級に階級を上げると2021年3月のK-1で篠原悠人から判定2-1で勝利をもぎ取り、7月には竜樹を破って連勝したが、12月にはゴンナパーに判定2-0で惜敗。4月のKrushでの再起戦では増井侑輝をKOしている。今回の試合は2022年8月の里見柚己戦以来、約2年ぶりとなった。戦績は9勝(3KO)5敗。


 加藤はベテランで、安保瑠輝也、石川直生、山本真弘らと拳を交えてきた。2021年はKrushで2試合行い、連勝を収めている。2023年9月にはBigbangスーパーライト級王座決定戦に臨むも琢磨に敗れて戴冠ならず。2024年5月、2年5カ月ぶりのKrush参戦で斉藤雄太をKOした。戦績は12勝(7KO)12敗3分。


 1R、鋭いジャブと蹴り、スピードのあるコンビネーション、上下の攻撃の振り分けと全くブランクを感じさせない西京。加藤もジャブを伸ばすが西京のスピードが優る。


 2Rが始まってすぐ、コンビネーションを回転させた西京が打ち合いで右フックからの左アッパーでダウンを奪う。さらにスピードとキレを増す西京は相打ち気味の右フックで加藤をダウンさせ、鮮やかなKO勝ち。



 西京はマイクを持つと「お久しぶりです。約2年ブランクありますが、ブランク感じさせないインパクトは残せたと思うので大きい舞台で試合したいです」とK-1出場をアピールした。

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