▼第6試合 フライ級キックボクシング 3分3R
×内藤大樹(BELLWOOD FIGHT TEAM/同級3位)
[3R 2分56秒 KO]※右バックハンドブロー
〇エリアス・マムーディ(アルジェリア/同級5位)
内藤は、2019年からONEを主戦場にして連勝記録を更新。2020年12月にジョナサン・ハガティーに判定負けを喫したが、2021年6月のワン・ウェンフェン戦、9月のペッダム・ペッティンディーアカデミー戦でいずれも判定勝利し、2022年5月の「ONEムエタイ フライ級ワールドGP」のメンバーに抜擢されるも、初戦となった準々決勝でスーパーレック・キアトモー9に判定負け。
2023年は7月、10月と連敗を喫し、2024年3月15日に5カ月ぶり復帰戦でシャーゾット・カブトフを判定3-0で破り再起を飾ったのも束の間、4月のデッドゥアンレックとの再戦で判定負けを喫し、戦績を36勝12敗とした。
マムーディは2016年11月のK-1 WORLD GP初代フェザー級王座決定トーナメントに初来日し、準決勝に進出も小澤海斗に判定負け。2017年4月のKrushでは西京春馬に判定負け。
2018年6月のK-1 WORLD GP第2代フェザー級王座決定トーナメントでは村越優汰と延長戦まで戦ったが判定2-1で1回戦敗退。しかし、2019年1月のONEでは小笠原裕典に勝利し、2月にはWBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王座に就いた。
5月、ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチでペッダム・ペッティンディーアカデミーに挑戦したが、マムーディが急所攻撃を受けて試合続行不可能となり、負傷判定で敗れ王座奪取ならず。2021年6月にONEでモンコルペット・ペッティンディーアカデミーに判定2-0で敗れ、約2年ぶりの試合となった2023年8月のエドガー・タバレス戦では初回TKO勝ちで復帰した。
SPINNING BACKFIST 🌪️ Elias Mahmoudi scores a highlight-reel KO of Taiki Naito with four seconds left!
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 3, 2024
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1R、前に出るのはマムーディ。前蹴りから左右のフックを回転させ、内藤は右ローで応戦する。内藤が左ミドル、前蹴り、右カーフで距離を作り始め、マムーディも前蹴りからワンツーと前へ出る。左フックの相打ちから、内藤の左フックにマムーディがバックハンドブローでダウンを奪う。
立ち上がった内藤にマムーディはバックハンドブロー2連発、内藤はガードを固めつつジャブ、右カーフ。マムーディは顔面前蹴り、左右ボディからの左フック。マムーディの飛びヒザは内藤がかわして転倒させる。内藤がピンチを凌いだ。
2R、左右のカーフを蹴る内藤にマムーディは前進して右ミドルからワンツー。内藤はジャブを打つ。マムーディの左右ボディに内藤はワンツー。マムーディの顔面前蹴りで内藤はのけ反る。カーフを蹴る内藤だがマムーディの前進は止まらない。
マムーディの左右フックを内藤がダッキングでかわすとマムーディはヒザを突き上げる。左右カーフを蹴る内藤にマムーディは左フック、右ストレート。ボディと顔面を打ち分けるのはマムーディ。インローも蹴る内藤だが、マムーディの顔面前蹴りでまたものけ反らされる。
3R、マムーディの左ボディに左フックを合わせる内藤だが、マムーディの右ハイが頭部をかすめる。ジャブからワンツーにつなげる内藤にマムーディはバックハンドブロー。ジャブでマムーディの前進を止めにかかる内藤だが、マムーディの長いリーチからの左フック、右ストレートが内藤を襲う。
マムーディが左右フックからバックハンドブロー。余裕が出てきたマムーディは回転蹴りを多用したかと思えば、思い切りワンツーで前へ出てコーナーに詰まった内藤へヒザ蹴り。内藤はパンチで応戦するが、そこへマムーディがバックハンドブロー。
アゴにもらった内藤がまたもダウン。今度は立ち上がることが出来ず、マムーディのKO勝ちとなった。マムーディには35万バーツ(約150万円)のボーナス。次はタイトルマッチに挑みたいとアピールした。