MMA
レポート

【ONE】ブルックスが一本勝ちでストロー級暫定王者に「パシオ、DJ、和田」を指名! バストスがケリーに判定勝ちでアトム級SUBグラップリング新王者に、内藤がマムーディのバックブローにKO負け、山北が猿田にスプリット判定勝ち

2024/08/03 09:08

▼第9試合 キャッチウェイト(63.0kg)ムエタイ 3分3R
×デッドゥアンレック・ワン近オームMBK(タイ)4位 ※計量ミス
[判定0-3] 

〇ナックロップ・フェアテックス(タイ)



 デッドゥアンレックは2023年2月に『ONE Friday Fights』に初参戦すると、9月までに4連勝。11月にナックロップにTKO負けで初黒星を喫している。前戦は2023年7月に対戦している内藤大樹と2024年4月に再戦を行い、判定で返り討ちにしている。

 ナックロップはK-1に来日経験があり、2022年9月に朝久裕貴と対戦してKO負け。タイのテレビマッチで活躍し、激しい試合をするムエタイ選手として知られている。

 2023年1月にONE初参戦、3連勝をナビル・アナンにストップされたが、その後は11月にデッドゥアンレックにTKO勝ち、12月にペットンローに判定勝ち、2024年4月には格上のムアンタイとパンチ&ヒジの大接戦の末に判定2-1で勝利。6月にタギール・カリロフを右縦ヒジで初回KOし、本戦契約を手にした。

 前述の通り、両者は2023年11月に対戦してナックロップが勝利している。デッドゥアンレックは前日計量に失敗し、l試合は139ポンドのキャッチウェイトで行われ、報酬の25%が対戦相手のナックロップに渡る。

 1R、先に圧力をかけるのはナックロップ。デッドゥアンレックは前蹴りも詰めるナックロップは左右のパンチ勝負。左ボディから右、上下に散らし回転速く詰める。右ローも突くナックロップにデッドゥアンレックはクリンチ。右ミドルも距離が足りず掴まれ、右を突かれる。

 2R、下がりながらも右ジャブ、左ミドル、左テンカオで間合いを取るデッドゥアンレック。ナックロップの左右に左回り。ナックロップはボディロックで持ち上げ投げてしまう。

 左ミドルのデッドゥアンレックに詰めてヒジ、右を当てるナックロップ! さらに右にクリンチのデッドゥアンレック。右ミドルをキャッチしての右のナックロップに、右を返すデッドゥアンレックだが、首相撲でこかしはナックロップ。右ハイを当てるナックロップだが、オープンフィンガーグローブで蹴り足を掴むナックロップは右を打ち込む。

 3R、右を突くデッドゥアンレック。左右の足をシャッフルし、左ミドルを当てる。パンチ勝負のナックロップはワンツーから右ロー。左ミドルを掴んで右を打ち込む。互いに蹴り足を掴んでの右も、ナックロップは掴まれながらも右を効かせた、右ストレートでダウンを奪う!

 立つデッドゥアンレックを追って左右のナックロップに、右ヒジを狙うデッドゥアンレック。そこにナックロップも右ヒジで飛び込み。出血するナックロップだが、前に出るのはナックロップ。右ローに右ストレートを返したナックロップはゴングにコーナーに登った。判定3-0でナックロップが勝利。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.333
2024年7月23日発売
UFC6連勝で日本人初の王座を射程に入れた平良達郎、ペティス下した堀口恭司ら軽量級の雄を特集! RIZIN井上直樹×高木凌、K-1から金子晃大、玖村将史らを直撃。武尊×野杁×与座も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント