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【ONE】ブルックスが一本勝ちでストロー級暫定王者に「パシオ、DJ、和田」を指名! バストスがケリーに判定勝ちでアトム級SUBグラップリング新王者に、内藤がマムーディのバックブローにKO負け、山北が猿田にスプリット判定勝ち

2024/08/03 09:08

▼第11試合 アトム級サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ
×ダニエル・ケリー(米国/王者)
[判定0-3] 

〇マイッサ・バストス(ブラジル/挑戦者)
※バストスが新王者に。



 ケリーは、ONEデビュー戦でV.V Mei相手に判定なしのドロー。2戦目はマリア・モルカノヴァにチョークで一本勝ち。2月の前戦は三浦彩佳の得意の首投げ、袈裟固めを仕掛けられるもバックを奪い判定勝ち。

 2023年9月、ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2kg)王座決定戦でジェサ・カーンを判定で破り、王座に就いた。

 バストスは、グラップリング界の超強豪。2019、2021、2022年IBJJF世界選手権48.5kg優勝。2023年はルースター級で優勝。ノーギでも世界選手権で46.5kg級と51.5kg級で優勝している。

 2024年は、1月のアブダビ・グランドスラム東京のルースター級で優勝。1月27日にはIBJJF欧州選手権のライトフェザー級で銀メダル。2024年3月のONE初出場では山田海南江に判定で勝利し、今回の王座挑戦のチャンスを得た。

 1R、先に引き込みを狙うバストス。離れるケリーにシングルレッグ狙いも突き放すケリー。なおも引き込むバストスがリバースデラヒーバからバック狙い。正対するケリーにクローズドガードのバストス。腰を上げ割って立つケリー。リバースデラヒーバをさせないケリーにシングルレッグを肩口に持ち上げトップへ。

 ここは立ち上がるケリー。バストスはスタンドでバックを狙いながらアームロック狙いもインバーテッドに。潰したケリーが上からストレートフットロック、ヒールへ! すぐに足を抜くバストス。シッティングガードから近づくバストスはリバースデラヒーバからヒザを合わせに行くが、ヒザまで入れさせないケリー。バックは取らせない。

 サドルの形を作ろうとするバストスにすぐにヒザを抜くケリー。下から攻めるのはバストス。さばくケリーは攻めが欲しい。左足にストレートフットロックからヒール狙いも、すぐに足を抜くケリー。しかし最後にヒールフックの形を作ったバストス! ここもヒザを抜いたケリー。

 判定は3-0でバストスが勝利! 新王者となり大きなベルトを抱えたバストスはボーナスも獲得した。バストスは今夏のADCCでは前回の-60kgではなく-55kgで頂点を目指す、

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