▼第11試合 アトム級サブミッション・グラップリング世界タイトルマッチ
×ダニエル・ケリー(米国/王者)
[判定0-3]
〇マイッサ・バストス(ブラジル/挑戦者)
※バストスが新王者に。
ケリーは、ONEデビュー戦でV.V Mei相手に判定なしのドロー。2戦目はマリア・モルカノヴァにチョークで一本勝ち。2月の前戦は三浦彩佳の得意の首投げ、袈裟固めを仕掛けられるもバックを奪い判定勝ち。
2023年9月、ONEサブミッショングラップリング世界女子アトム級(※52.2kg)王座決定戦でジェサ・カーンを判定で破り、王座に就いた。
バストスは、グラップリング界の超強豪。2019、2021、2022年IBJJF世界選手権48.5kg優勝。2023年はルースター級で優勝。ノーギでも世界選手権で46.5kg級と51.5kg級で優勝している。
2024年は、1月のアブダビ・グランドスラム東京のルースター級で優勝。1月27日にはIBJJF欧州選手権のライトフェザー級で銀メダル。2024年3月のONE初出場では山田海南江に判定で勝利し、今回の王座挑戦のチャンスを得た。
FAST AND FURIOUS ⚡️ Danielle Kelly and Mayssa Bastos trade lightning-quick leg locks!
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 3, 2024
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1R、先に引き込みを狙うバストス。離れるケリーにシングルレッグ狙いも突き放すケリー。なおも引き込むバストスがリバースデラヒーバからバック狙い。正対するケリーにクローズドガードのバストス。腰を上げ割って立つケリー。リバースデラヒーバをさせないケリーにシングルレッグを肩口に持ち上げトップへ。
ここは立ち上がるケリー。バストスはスタンドでバックを狙いながらアームロック狙いもインバーテッドに。潰したケリーが上からストレートフットロック、ヒールへ! すぐに足を抜くバストス。シッティングガードから近づくバストスはリバースデラヒーバからヒザを合わせに行くが、ヒザまで入れさせないケリー。バックは取らせない。
サドルの形を作ろうとするバストスにすぐにヒザを抜くケリー。下から攻めるのはバストス。さばくケリーは攻めが欲しい。左足にストレートフットロックからヒール狙いも、すぐに足を抜くケリー。しかし最後にヒールフックの形を作ったバストス! ここもヒザを抜いたケリー。
AND NEW 👑 Mayssa Bastos dethrones Danielle Kelly by unanimous decision to become the ONE Women’s Atomweight Submission Grappling World Champion!
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 3, 2024
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判定は3-0でバストスが勝利! 新王者となり大きなベルトを抱えたバストスはボーナスも獲得した。バストスは今夏のADCCでは前回の-60kgではなく-55kgで頂点を目指す、