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【ONE】ブルックスが一本勝ちでストロー級暫定王者に「パシオ、DJ、和田」を指名! バストスがケリーに判定勝ちでアトム級SUBグラップリング新王者に、内藤がマムーディのバックブローにKO負け、山北が猿田にスプリット判定勝ち

2024/08/03 09:08

▼第7試合 キャッチウェイト(65.99kg)ムエタイ 3分3R
〇ドミトリー・コフトゥン(ロシア)※計量ミス
[判定3-0]

×フェラーリ・フェアテックス(タイ)



 イタリアの高級車メーカーの名をリングネームにしたフェラーリは2016年頃からラジャダムナン&ルンピニーの両スタジアムで活躍。

 2018年に7チャンネルスタジアム認定ライト級王者となり、2019年にはアマチュアムエタイ世界選手権のIFMAにて-63.5kg級で銅メダルを獲得。2019年3月のルンピニースタジアム認定スーパーライト級タイトルマッチではクラップダムに敗れて獲得に失敗。

 2021年にはタイのスポーツ・ライターズ・アソシエーションが選定するファイター・オブ・ザ・イヤーに輝いた。これまでムアンタイ、ヨードレックペット、リッテワダから勝利を収めている。ONEには2022年9月に初出場し、ハン・ズーハオに判定で圧勝した。その後はファビオ・ヘイス、ファリヤ・アミニプールに連敗を喫したが、2023年8月からは4連勝している。

 コフトゥンは計量に失敗、試合は145.50ポンドのキャッチウェイトで行われ、報酬の25%がフェラーリに渡される。

 1R、サウスポー構えのコフトゥン。オーソのフェラーリはジャブ、右ロー、右ハイで牽制。右回りのコフトゥンも右ジャブ、フェラーリの右ハイを防ぐ。ともにインロー。

 左右ボディストレートのコフトゥン。ワンツー。コフトゥンは右インロー。コフトゥンはワンツーの左を伸ばして前に。そこに右テンカオを狙うフェラーリ。右のリードジャブを細かく突くコフトゥンは左ミドルも。フェラーリもガード。

 2R、先に前蹴りのコフトゥン。フェラーリはワンツーの右ヒジ。蹴りはコフトゥンがスウェイでかわす。フェラーリの前手のアイポークが2回目になりイエローカード。

 再開。右回りでフェラーリの右ハイをかわすコフトゥン。首相撲」ヒザも互角。右ミドルのフェラーリにワンツーの左のコフトゥン。詰めると左ボディストレート。右ハイに右にかわして右フック。左ミドルハイも返す。フェラーリも右ミドル連打を当てる。

 3R、右ハイをかわして右ジャブを突き、圧力かけるコフトゥン。右ボディストレートを突くフェラーリに左ボディストレートを返すコフトゥンは左ストレートでダウンを奪う! さらにワンツーの左も、右を返したフェラーリが逆襲し前に! しかし時間が足りない。

 判定3-0でコフトゥンが勝利した。

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