▼第10試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
×フェリペ・ロボ(ブラジル)
[判定0-3]
〇ナビル・アナン(アルジェリア / タイ)
ロボは2020年9月からONEに参戦すると、ヨードパノンムラン、ロートレックに判定勝ち。2022年3月、挑戦者の欠場を受けて急遽当時の王者であるノンオーの挑戦者に抜擢されたがKO負け。2023年4月の再起戦でセーマペッチをKOし、2024年2月にジョナサン・ハガティーのONEバンタム級ムエタイ世界王座に挑戦したが、3RでTKO負けを喫した。
アナンはテコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。
RWS出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせた。また、2020年8月にはラウェイにも挑戦して勝利している。192㎝という規格外の長身で、戦績は35勝5敗1分。
1R、ともにオーソドックス構え。長身のアナンにロボは右ロー。アナンもスイッチして避けて右ローを返す。走り込んで右ローのロボ。左ジャブもアナンは左ミドルを合わせる。飛び込むロボをヒザで迎え撃つアナン。打ち下ろしの右を2発入れてゴング。
2R、左ジャブのロボ。しかしアナンの右ストレートが長い。詰めるアナンに右に回るが、アナンは右ローでロボの足を流す。
近い間合いの打ち合いも右を当てるのはアナン! スイッチしての左ミドルハイ。右ボディからの左に繋ぐ。右のテンカオに後方に飛ばされるロボ。アナンは左インロー、右ミドル、左ジャブとスピーディーに攻める。
3R、ワンツーから左インローのアナン。ロボは二段蹴りも掴む。左ボディから詰めるロボ。しかしアナンはアウトボクシング気味に左ジャブ、左テンカオ。ロボの右を見切り、左ミドル、右ストレートで押し戻す。
ロビの左ジャブに右ヒジを狙うアナン。さらにバックフィスト! かわしたロボもバックエルボーもかわすアナンは右ハイ、ヒジ。左の相打ちを先に当ててゴング。
#ONEFightNight24 速報📣
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) August 3, 2024
ナビル・アナンが🇩🇿🇹🇭が
バンタム級ムエタイ3️⃣位のフェリペ・ロボ🇧🇷を
ユナニマス判定で下し、見事なONE本戦デビュー😤
ナビル・アナンはONE4️⃣連勝を成し遂げた👏
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判定は3-0でアナンが完勝した。