キックボクシング
レポート

【RISE】志朗がタフなマンゾを倒し切れずも完勝、田丸辰との9月決着戦をアピール。花岡竜が業師ぶりを見せ長谷川海翔を攻略、ニュー梅井泰成が完勝、松本天志が64秒KOで復活勝利、宮城寛克がゴメスを豪快KO、松下武蔵がKOで上位ランカーに宣戦布告、ワン・チンロンがMelty輝の突進かわし初勝利

2024/06/30 17:06

▼第4試合 ミドル級(‐70kg)3分3R延長1R
〇宮城寛克(日本/赤雲會/同級9位)
KO 3R 1分20秒 ※右フック
×ペドロ・ゴメス(ブラジル/Santa Fe BRA THAI Team /Fight Dragon -70kg Champion)


 宮城は琉球空手をバックボーンに持ち、TENMAICHIの元ウェルター&ミドル級王者。“ブラックパンサー”ベイノア、緑川創には敗れたが吉野友規、蛇鬼将矢から勝利を収めている。現在2連続KO勝ち中。戦績は13勝(6KO)10敗2分。
 

 ゴメスはブラジルのクリチバ出身で、戦績は16勝(8KO)4敗。


 1R、強烈な左右フック、ワンツーからの右ローを蹴るゴメス。宮城のガードの上からでも右フックを叩きつける。ゴメスのパワフルさが目立つが、宮城はガードを固めて前に出て右のクロスを狙う。


 2R、ゴメスは前へ出てくる宮城に左フックからの左アッパー。宮城は前へ出ての右ストレート。宮城の右ローで尻もちをつくゴメス。ここから宮城はゴメスの左足を右ローで狙い撃ち。左右フックと左右アッパーを連打するゴメスだが、この粗い攻撃に宮城が右ストレートを合わせてダウンを奪う。思わずガッツポーズの宮城。


 3R、ゴメスのワンツーに右を合わせていく宮城。ゴメスはホールディングが多くイエローカード(減点1)。宮城の右ローにワンツーを打ち、左右フックで畳みかけるゴメスだが、宮城はしっかりブロック、右フックを振りぬくとゴメスが豪快にダウン。宮城の鮮やかなKO勝ちとなった。


 宮城は「僕はいつも沖縄から来ています。RISEが大好きです。もっともっと盛り上げます」とマイクアピールした。

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