(C)Zuffa LLC/UFC report by JimuraYunta
2024年6月22日(日本時間23日)サウジアラビア・リヤドのキングダム・アリーナにて『UFC Fight Night: Whittaker vs. Aliskerov』(U-NEXT配信)が開催された。
前日計量では、出場全選手がパス。メインイベントはロバート・ウィテカー(豪州)と対戦予定だったハムザト・チマエフが欠場により、ダゲスタン出身のコンバットサンボ世界王者イクラム・アリスケロフ(ロシア)がウィテカーと対戦した。
ミドル級3位のウィテカーは、2023年7月に現王者のドリカス・デュ・プレシに2R TKO負けも、2024年2月にパウロ・コスタに判定勝ちで再起。今回はランク外の強豪との試合を受けた形に。
UFC2連続KO中のアリスケロフは、フィル・ハウズとワーレイ・アウヴェスを初回KO。2019年4月の『Brave CF 23』でのチマエフ戦でのKO負け以降は負け無しでMMA7連勝中だ。ランク外から一気に駆け上がり、11位のチマエフへのリベンジ戦、あるいはタイトル戦線にからむか。
プレリミナリーでは、モロッコMMAのレベルアップのためにモロッコの王様からバックアップを受けている(※アーチュレッタも合宿)UFC3連勝中のナスラット・ハクパラストがジャレッド・ゴードン(米国)とライト級で対戦。
フェザー級では同じくUFC3連勝中のムハンマド・ナイモフ(タジキスタン)が、フェリペ・リマ(ブラジル)と対戦した。
また、バンタム級では、再起を目指すカン・ギョンホ(韓国)が、ONE ChampionshipからLFAを経てUFC入りもまだ2戦で白星が無いムイン・ガフロフ(タジキスタン)と対戦するほか、第1試合では、昨年の『ROAD TO UFC』シーズン2のバンタム級決勝戦も行われた。
中国のシャオ・ロンは、RTU1回戦で野瀬翔平、準決勝で上久保周哉にいずれも接戦で判定勝ち。韓国のイ・チャンホは1回戦でラナルドラ・プラタプ・シンにパウンドでTKO勝ち。準決勝ではスタミナ切れしたダーエミィスウ・ザウパースーに3R、逆転のTKO勝ちで決勝に進出していた当初は2月に予定されていたが、シャオ・ロンの怪我で延期となっていた。
大会は、日本時間6月22日(土)25時にプレリムがスタートし、メインカードは23日(日)早朝4時に開始予定。全試合が『U-NEXT』でライブ配信された。