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【UFC】ウィテカーが7連勝中のアリスケロフを初回KO! ヴォルコフがパブロビッチ下しUFC4連勝。シャラ・マゴメドフがUFC2連勝で13戦無敗に。ハクパラストが4連勝、リマがナイモフに一本勝ち、ギョンホが2連敗、『RTU 2023』バンタム級決勝はイ・チャンホが優勝

2024/06/23 01:06

▼ライトヘビー級 5分3R
〇マゴメド・ガジヤスロフ(バーレーン)9勝0敗(UFC1勝0敗)205lbs/92.99kg
[判定2-0] ※29-28×2, 28-28

×ブレンドソン・ヒベイロ(ブラジル)15勝7敗(UFC0勝2敗)205lbs/92.99kg

 ライトヘビー級。

 ロシア・ダゲスタン生まれで現在はバーレーン国籍のガジヤスロフ。MMA8戦全勝。2023年10月のコンテンダーシリーズでは、フィニッシュの気配こそなかったが完勝でUFCとの契約を決めた。バックボーンはキックで、MMA転向後、25歳でアマチュアMMAのIMMAFで準優勝(決勝は棄権)。2021年のプロ本格転向から2年8ヶ月でUFCとの契約を果たした。バーレーン王朝のKHK MMAチーム所属。30歳。

 ヒベイロも2023年9月のコンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約。一足先に2月にUFCデビュー。Road To UFCのワンマッチで勝ってUFCと契約したジャン・ミンヤンとのUFCデビュー戦では、打撃をヒットさせるも、出てくるミンヤンのパンチでダウンして鉄槌連打でKO負けした。重量級ではあまり珍しくはないが、15勝のうち9KO・6一本勝ちで全フィニッシュ勝利。27歳。

 1R、両者オーソドックス。牽制の蹴り合い。ヒベイロタックル。テイクダウンされかけたガジヤスロフがケージを掴み、レフェリーが止めて口頭注意するが、その体勢から再開。ヒベイロスタンドバック。バッククリンチからシングルレッグに切り替えたヒベイロ。正対したガジヤスロフが四つに組む。両脇を差したガジヤスロフがケージに押し込みヒザ。テイクダウンを狙う風でもなく、太ももにヒザを入れるだけのガジヤスロフ。会場ブーイング。入れ替えて離れたヒベイロ。残り1分。ジャブを打ち込むヒベイロ。ワンツー。カーフ。効いた!足を引きずるガジヤスロフが後退するが、ヒベイロのミドルをキャッチしてテイクダウン。ハーフ。ホーン。

 1Rはカーフが明らかに効いたのでヒベイロのラウンドか。

 2R、またカーフを蹴るヒベイロ。ガジヤスロフはスイッチして蹴られた左足を引く。ミドルを入れるヒベイロ。ガジヤスロフがオーソに戻すとまたカーフ。ガジヤスロフがカーフに合わせてタックルに入るが、ヒベイロギロチンに捕らえる。そのままマウントで絞める。さらに下になり絞め続けるが、外れて下に。ハーフにしたガジヤスロフ。ハーフからヒジを入れつつ肩固めを狙うガジヤスロフ。下になったヒベイロはディフェンスに徹するのみ。上からヒジ・パウンドで削るガジヤスロフ。ホーン。

 2R序盤のギロチン以外、ガジヤスロフが上からコントロールして攻め続け、2Rを取り返したか。

 3R、ヒベイロがシングルレッグに入ったが、ガジヤスロフが潰して上を取る。ヒベイロの三角狙いを足をサバいてパスしたガジヤスロフ。サイドを取りヒザを入れる。亀になったヒベイロのバックに突いたガジヤスロフ。ヒベイロが立つが、ガジヤスロフが再びテイクダウンしてサイドを取る。ハーフバックに。ヒベイロは消耗しているのか、逃げる動きがない。ヒジ・パウンドを入れるガジヤスロフ。向き直りハーフになるが、ガジヤスロフのパウンドを腕を掴んでディフェンスするのみのヒベイロ。残り15秒でガードに戻したヒベイロだが、ガジヤスロフが立ち上がり、側転パスガードを狙う。足で阻んだヒベイロ。タイムアップ。

 判定は29-28×2、28-28の2-0でガジヤスロフが勝利。

 1Rにカーフキックを効かされたピンチを乗り切っての勝利。ヒベイロはテイクダウンされると下のポジションから抜け出そうという動きがなかった。

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