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【PFL】パトリッキー“ピットブル”が予選敗退、カサンガナイがネドーに逆転TKO勝ち! ライト級プリマスvs.コラード、ラバダノフvs.デュフォート、ライトヘビー級4強も出揃う

2024/06/22 07:06

▼ライト級 5分3R
〇ブルーノ・ミランダ(ブラジル)17勝5敗 154.6lbs/70.12kg 3点
[判定2-1]※29-28×2, 28-29
×パトリッキー・ピットブル(ブラジル)25勝14敗 155lbs/70.30kg 0点

 元Bellator世界ライト級王者のパトリッキー・ピットブル(ブラジル)は、初戦でクレイ・コラードに2R TKO負けでO点に留まっており、プレーオフ進出のためには、1Rフィニッシュの6点を目指す2戦目となる。38歳。2カ月間隔の連戦にダメージの蓄積も危惧される。

 対するミランダは昨年のプレーオフ進出者。準決勝で優勝したオリバー・オービン・メルシェに2R TKO負けした。今シーズンの初戦は元Bellator王者のブレント・プリマスに2Rリアネイキドチョークで一本負け。まだ0Pのまま2戦目に臨む。34歳。

 1R、グローブタッチから。ワンツーで詰めたパトリッキー。右を合わせたミランダに、パトリッキーは足が若干泳ぐ。しかしパトリッキーは左右を打ち返して前に! 金網背にしたミランダだが、サークリング。

 左ミドルを入れるミランダにワンツーのパトリッキーはダブルレッグテイクダウン! 上体を起こしたミランダに金網を押し付けてギロチンチョーク! さらにマウントも、ミランダは抜いて立ち上がり。そこに首相撲ヒザを突くパトリッキー。

 離れたミランダはステップ。残り1分30秒。右突くミランダにパトリッキーの右アッパーは空を斬る。右カーフを当てたパトリッキーは右前蹴り。右を返すミランダ。残り30秒。後ろ廻し蹴りは空振りのパトリッキーは右カーフを当ててゴング。両者クイック6獲得ならず。

 2R、ミランダのローに左右をまとめるパトリッキーは右カーフ。ミランダの打ち返しはかわして右跳びヒザをかすめる。右ローを当てるパトリッキー。左ミドル、右ローを返すミランダ。

 右前手フックのパトリッキーに、左でバランスを崩すミランダ。すぐに立つパトリッキーが追うと、左右に回るミランダに、一瞬、パトリッキーは両手を下げる。

 ミランダの右にワンツーのパトリッキー。右はまだ遠い。跳びヒザで前に出るパトリッキーだが、ミランダのラッシュで後退。金網背に右を打ち返すが、ミランダの右を被弾。バランスを崩しながら前に出てゴング。

 3R、パトリッキーの蹴りがローブローとなり中断後、再開。右ローのパトリッキー。ミランダも右ハイ。ワンツーの右を突くパトリッキーに左右ラッシュのミランダはボディ。回るパトリッキーはカウンターのダブルレッグテイクダウン!

 ミランダに背中を着かせて右で差してマウント! バックを向きそうになったミランダの背中を獲りに行くが、ミランダは再び正対。下から抱きついてブレーク待ち。ブレーク。消耗が見えるパトリッキー。ミランダにダブルレッグに入るも切られてすぐには立ち上がれず。

 立ち上がったパトリッキーは、ヒザ着きのシングルレッグへ。ここも切られると正座してしまうパトリッキー。ミランダが離れるとレフェリーがパトリッキーを立たせる。

 跳びヒザで前に出たパトリッキー。ミランダが胴廻し回転蹴りでゴング。パトリッキーはケージに両手をかけて疲労困憊。1Rはパトリッキーも、2、3Rはミランダのラウンドに。判定はなぜか2-1に割れて(29-28×2, 28-29)でミランダが勝利も両者プレーオフ進出ならず。パトリッキーは3連敗となった。

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