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【RIZIN】堀口恭司がセルジオ・ペティスとの再戦で判定勝ち、クレベルがアーチュレッタを初回ヒールフックで極める! 上田がコバルチェクに一本負け、無敗シェイドゥラエフが武田に一本勝ち、ダウトベックが6連続1R勝利「王者目指す」、ベイノアが体重超過のケースに判定勝ち

2024/06/09 13:06

▼第1試合 RIZINライト級(71.0kg)5分3R
×徳留一樹(パラエストラ八王子)=70.95kg
[1R 2分29秒 TKO] ※右ストレート→パウンド

〇宇佐美正パトリック(Battle-Box)=70.9kg



 徳留は、UFCで1勝3敗後、PANCRASEで北岡悟にTKO勝ちでライト級王者に。ONEで2勝2敗後、2021年3月の『RIZIN.27』でRIZINデビュー。ホベルト・サトシ・ソウザに1R 三角絞めで一本負け。今回が3年3カ月ぶりの復帰戦となる。サトシ戦後、八王子市役所勤めの公務員となり、鈴木千裕がMMAの練習を行うパラエストラ八王子の重鎮で練習に復帰し、ともにトレーニングしていた。今回の試合はファイトマネー無しで周囲の応援と家族のために戦う。



 宇佐美は、極真空手&ボクシング高校6冠のバックボーンから、2021年9月の修斗でプロデビュー。ヨシ・イノウエ、野村駿太、菅原和政を相手に3連勝も、2022年年4月の『POUNDSTORM』で大尊伸光に判定負け。



 再起戦そしてRIZIN初参戦となった22年10月大会で佐々木信治をTKOで下し、22年大晦日にベイノアにKO勝ちで2連勝。2023年4月にキム・ギョンピョに1R リアネイキッドチョークで一本負けで連勝ストップ。23年9月の『RIZIN.44』では、元K-1王者の安保瑠輝也とキックボクシングルールで対戦するも、二度のダウンを奪われ判定負けを喫している。



 1R、
サウスポー構えの徳留、宇佐美はセンターを取ると徳留は前足を取りに行くが、切る宇佐美は右の蹴りを胸に。組みたい徳留にとって難しい距離感。離れる徳留はワンツーの左を見せる。バックステップでかわす宇佐美は左を突き、左ローで徳留のバランスを崩す。





 左ストレートの徳留。ワンツーはまだ遠い。喧嘩四つで前手を突き合い、宇佐美は徐々に圧力。ワンツーの左から右アッパーを当てた徳留は、宇佐美にヒザを着かせてロープまで下がらせるが、がぶりの徳留を剥がした宇佐美が打ち合いのなかで左から右をヒット!




 後方に倒れた徳留に宇佐美がパウンドし、レフェリーが間に入った。



 試合後、宇佐美は「お久しぶりです。マジでヤバかったです。1年ぶりに勝てて本当にヤバかったですね。やっぱり自分一人でここまで来れなかったので。大阪に帰って(ストラッサー)起一さんとレイさんと藤村さんと3人で厳しいことやってきたのでよかったです。何があっても挫けず最後まで決めたことをやり遂げるのは意味があるので、みんなここからいろいろぶつかることがあると思うけれど諦めないで頑張ってください」とメッセージした。

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