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【RTU】透暉鷹がバンタムで唯一勝ち残り、小崎連がザウパースーからダウン奪うも判定負け、野瀬翔平はユ・スヨンに判定負け。フライ級ドンフンが前回準優勝ニウシュイエに競り勝つ、キ・ウォンビンが雑賀“ヤン坊”に殴り勝ち

2024/05/19 19:05

▼第1試合 女子フライ級 5分3R ※ワンマッチ
〇ヤン・チーフイ(中国)Qihui Yan 25勝4敗 125.5lbs/56.93kg
[判定2-1] ※30-27×2, 28-29
×リサ・キリアコウ(豪州)Lisa Kyriacou 7勝2敗 126lbs/57.15kg

 女子フライ級ワンマッチ。

 チーフイは2021年にコンテンダーシリーズに出場。UFC4連勝中で、現在女子フライ級12位のカリーニ・シウバと対戦し、2Rギロチンチョークで一本負けした。27歳で24勝4敗。24勝のうちKO勝ちが12回、一本勝ちが10回ある。

 オーストラリアのキリアコウは30歳で7勝1敗。2021年のプロデビュー戦で判定負けしてから7連勝中。オーストラリアのHEX Fight Seriesで女子フライ級王座を獲得している。

 1R、飛び込んでパンチを打ち込むチーフイに対し、リーチで勝るキリアコウは遠い間合いから左右のパンチを打ち込む。ワンツーからローを入れるキリアコウ。チーフイの右フックがヒット。左右のフックを振って出たが、バックステップでかわしたキリアコウ。ケージに詰まったキリアコウ。チーフイタックルに入りテイクダウン。一瞬立ったチーフイだが、再びキリアコウの上になると、片足を超えてハーフに。パスしてサイドに出た。うつ伏せになり立ったキリアコウにバックからパンチを入れたチーフイ。離れた。また詰めていくチーフイ。パンチを打ち込むキリアコウにチーフイがダブルレッグからテイクダウン。ハーフで上体を固めるチーフイ。残り数秒でうつ伏せになって立ったキリアコウ。ワンツーを打ち込んだところでホーン。

 2R。キリアコウが距離をキープしながらパンチ・カーフを入れていくが、チーフイがパンチを振って出るとく認める。右脇を差してケージに押し込んだチーフイだが、自ら離れた。チーフイのワンツーがヒット。左右のフックを振り回すチーフイだが、これは空振り。また出てきたチーフイ。ケージに押し込む。右を入れて離れたキリアコウ。詰めてきたチーフイ。またケージを背負ったキリアコウにタックル。これは受け止めたキリアコウ。離れるチーフイ。遠い間合いから右ハイを入れたキリアコウ。距離を詰めたチーフイにパンチを入れたが、チーフイがタックルに入りテイクダウン。サイドで押さえ込んだ。残り時間がないため押さえ込みを続けるチーフイ。ホーン。

 3R。詰めてくるチーフイにパンチを入れるキリアコウ。左ハイ。左右のパンチを振りながら出るキリアコウ。詰めるチーフイをパンチで止めようとしたキリアコウだが、チーフイがかいくぐってタックルに入りテイクダウン。サイドを取った。うつ伏せになり立とうとしたキリアコウのバックに回るチーフイ。しかし立ち上がって振りほどいたキリアコウ。離れる。詰めてきたチーフイに縦ヒジを当てたキリアコウ。チーフイの圧が弱まってきた。キリアコウがパンチを入れると組み付いてきたチーフイを切る。しかしまたチーフイがタックルへ。テイクダウンしてサイドを取る。残り1分。ガードに戻したキリアコウだが残り30秒。立ち上がったチーフイ。キリアコウの立ち際にタックルに入ったが切ったキリアコウ。残りわずかでパンチで出るキリアコウを、チーフイが最後にまたタックルからテイクダウン。タイムアップ。

 30-27チーフイ、29-28キリアコウ、30-27チーフイ。スプリットでチーフイ勝利。チーフイにテイクダウンから先の攻めがなかったため判断が割れたが、終始組みでコントロールする場面をつくったチーフイが判定勝ち。

 チーフイ「間違いなく勝ったと思った。テイクダウンもしたし、相手の打撃もまったくダメージはなかった。助けてくれたみなさんに感謝したい」

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