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【Lemino修斗】児山佳宏が組んでバックコントロール、宇野薫に判定勝ち。緊急参戦の高岡宏気がキランテのヒジ被弾もTDで削って判定勝ち、藤田がオルニドに自身を貫き判定5連勝、シモンスズキがシンバートルをRNCで絞め落とす! 下間が山本に判定勝ち、三浦が玉城とのスクランブル戦を制す

2026/07/13 17:07
 2026年7月13日(月)18時から東京・後楽園ホールにて『Lemino修斗.7』(Lemino配信)が開催された。 ▼メインイベント フェザー級(65.8kg)5分3R×宇野 薫(UNO DOJO)35勝25敗5分 65.8kg[判定0-3] ※28-29×2, 27-30〇児山佳宏(THE BLACKBELT JAPAN)25勝15敗3分 65.8kg  前日計量では、ともに65.8kgのリミットちょうどでパス。51歳の宇野は、シューティングジム八景から和術慧舟會に入門。1996年10月、後楽園ホールで行われた桜井速人戦でプロMMAデビューを果たした。  98年の『VALE TUDO JAPAN '98』でヒカルド・“リッキー”・ボテーリョに3R TKO勝ちすると99年5月に佐藤ルミナにRNCで一本勝ちし、修斗ウェルター級王座獲得。  2000年の再戦も右フックKOで佐藤を下すと、01年からUFC参戦。2月の『UFC 30』で「初代UFC世界バンタム級(現ライト級)王座決定戦」でジェンス・パルヴァーと対戦し、0-2の判定負けで王座獲得ならず。BJ・ペンとの2度目の戦いで判定1-1ドローでUFC世界ライト級王座獲得ならず。その後、HERO'S、DREAMで活躍。修斗で6連勝をマークも、15年からは3勝7敗と黒星先行に。  柔術の試合にも積極的に出場し、25年12月のTORAO山口大会で毛利昭彦と50歳対決で判定勝ち。19年11月のマーカス・ヘルド戦の一本勝ち以来、6年ぶりにMMA白星を掴んだ。今回は65.8kgのフェザー級で戦う。  1日の『Lemino修斗.6』で解説を行い、試合間にケージインした宇野は、「1996年にここ後楽園ホールのプロ修斗でデビューして、ちょうど30年なります。また修斗の試合ができることを本当に感謝しています。ありがとうございます。30年目宇野薫の修斗、打倒極。その試合でぜひ見せたいと思いますんで応援よろしくお願いします」と意気込み。前日計量ではメインイベントとなったことを受けて「明日はメインとしての役割をしっかりと果たして、児山選手といい試合をしたいと思います」と語った。  対する、児山は元修斗ライト級環太平洋王者で44歳。2005年に修斗でプロMMAデビューし、新人王決定トーナメントウェルター級優勝から、CAGE FORCE5連勝で弘中邦佳とのライト級王座決定戦でKO負けで戴冠ならず。2011年1月に佐々木信治を1R KOに下し、修斗環太平洋ウェルター級王者に。PANCRASE、WSOFにも参戦し、2016年7月から再び修斗に参戦。復帰後5勝4敗1分と勝ち越し。   前戦は、2024年7月のPOUNDOUT1で齋藤翼に2R TKO負け。今回、パラエストラ松戸出身・現THE BLACKBELT JAPAN所属として、ホームで6歳上の宇野を迎え撃つ形だ。  前日計量では「20年前に“満員の後楽園ホールでタイトルマッチを”という思いで格闘技を続けてきました。やっとイメージと現実が追い付いてきて、明日はタイトルマッチではないですが、宇野薫というベルト以上の価値のある人と戦えることに感謝しています。最高の相手を用意していただきました。自分の人生でこれ以上熱くなることはないです。断言できます。明日は最高の試合をするので、見届けてください」と決意を語った。  1R、前戦同様にサウスポー構えで入る宇野。オーソの児山。右前手フックを見せた宇野に、ニータップでテイクダウンの児山。柔術黒帯の宇野は跳ね上げスイープしてバック狙いも、下からダブルレッグの児山は両足を抱える。  腰をずらしてヒジを突いて立つ宇野。左足をかける児山は背後から崩しもすぐに立つ宇野。児山は左手首をコントロール。アームロックを狙う宇野。バックからヘンゾロックで崩そうとする児山。  残す宇野を左足をかけてグラウンドに引き込むが、すぐに立つ宇野。背後にパンチ。児山の左足を外すも児山がバッククリンチにつき続けてブザー。  2R、オーソで低い構えで先に前に出る宇野は右を突くが、児山はシングルレッグからケージにドライブしてダブルレッグテイクダウン。両足を抱えて押さえ込むが、宇野はシザーズで後転でリバーサル! マウントからサイドバックもシングルレッグで足を手繰る児山。正面に入りダブルレッグ!  宇野は右小手から崩して骨盤を押してがぶり倒してトップに。なおも足を手繰る児山にダースチョーク狙いもバックを奪う児山。  潜ってトーホールドからのトランジションでスイープに切り替えトップを奪う宇野はバックを狙うが、児山も足を手繰り。そこに鉄槌を入れる宇野は立ち上がり。バッククリンチの児山。ブザー。  3R、オーソで詰める宇野。右を突くが、そこにシングルレッグは児山。バックに回るが、ここで腰をずらして宇野逃げの宇野はさらに飛行機投げ的に足をすくって正対して立ち上がり!  児山はなおもついてダブルレッグテイクダウン。宇野はストレートアームバー狙いも正面に回ると児山がダブルレッグテイクダウン。宇野はスイッチ狙いから腹ばいで立つ。なおもバックから左足をかえる児山は崩すがダメージを与えたい。  足を持たれながらヒジ打つ宇野はケージ使い立ち上がり、児山はなおもダブルレッグへ。  すぐに立つ宇野を児山は崩してガードを取る宇野にパウンド。ヒザを間に入れる宇野はグランビーロール狙いもしつこく組み続ける児山。亀になって宇野が立とうとしたところでブザー。  判定は、29-28×2, 30-27で3者が児山を支持。ダブルレッグで組んで倒す児山はバックコントロール。そこから宇野逃げ、あるいは新たな柔術・グラップリングのトランジションからMMAでスイープする宇野も動きを止めず。最後に組み勝った児山が熱戦を制した。  試合後、児山は「宇野薫選手の応援団の皆さん、勝ってすみません。対戦してくれた宇野薫選手、ありがとうございました。僕もこの試合はタイトルマッチのようにどうしても勝ちたかったんですみません。デビューして20年経ちました。これだけ総合格闘技の認知が広まりました。それはプロがいるから。プロの興行が地道にあるからスターも出たと思います。これから強い選手がどんどん出ると思いますので、Leminoさん、修斗をよろしくお願いします。  上の世代が出来ることは若い選手が挑戦できる場所を作ること。僕が嫌いなのは、上の世代が『夢なんてかなわない』と押さえつけること。若い子たちが挑戦できるように。若い子も、上の世代が時々キツいことも言うかもしれませんがパワハラとか(苦笑)、どんどん挑戦してもらいたいと思います」と語ると、旧パラエストラ松戸の仲間も含むTBJの面々から胴上げされた。 [nextpage] 緊急参戦の高岡宏気とバンタム級で対戦キランテがヒジ当てるもTDで削った高岡がスプリット判定勝ち ▼バンタム級(61.2kg)5分3R(+1ポンドOK)〇高岡宏気(FORCE GYM)14勝10敗6分 61.2kg[判定2-1] ※30-27、28-29, 29-28×マーウィン・キランテ(フィリピン/Sprawl MMA Fitness Gym)6勝4敗 57.8kg  練習中の怪我により欠場となった藤田大和に代わり、修斗世界フライ級1位の高岡宏気(FORCE GYM)が緊急参戦。バンタム級(61.2kg)でキランテと対戦する。  高岡は、極真空手をベースにアマチュア修斗を経て2017年にプロデビュー。修斗・香川大会を中心にキャリアを積み、25年3月には『RIZIN.50』で飴山聖也を2R リアネイキドチョーク(RNC)で極めるなど24年3月から1年間で4連勝。  25年6月に現王者でRTU出場の亮我に判定負けも、25年10月に大竹陽を2R RNCで極めて再起。26年3月の前戦では4連続KO勝利中だった杉本静弥に3R 同じくRNCで一本勝ちするなど、極めの強さを見せている。31歳。  試合12日前参戦で一階級上でのバンタム級戦ではあるが、高岡は初の国際戦でキランテをいかに切り崩すか。前日計量で高岡は「今回は急きょ代役参戦させていただく形になって、61.2kgで試合をさせていただくことになりましたが、KOか一本で激しい試合を見せられるように頑張ります」とフィニッシュ決着するとした。  対する“グリーンゴブリン”マーウィン・キランテは、MMA9戦6勝(3KO・2一本勝ち)3敗で、2月に野瀬翔平と対戦したジョン・オルニドの同門。フィリピンコンバットサンボ代表でURCC、Zeus Combat League、BRAVE CFで勝利後、2024年からONE Friday Fightsに参戦。  ベトナムのファン・タン・トゥンに1R TKO勝ちすると、続くアゼルバイジャンのムサ・ムサザデ戦ではリアネイキドチョークで一本勝ちで2連勝。しかし、その後はロシアのトレプチ・ドガクに1R TKO負け、25年10月にイランのアリ・アフローに3R TKO負けで2連敗中。  57.8kgのアンダーで計量をパスすると「とても自信を持っています。すぐ終わらせる試合になると思います。明日、リングの上で語り合いましょう」と早期決着を予告した。  キランテはスイッチを見せるも、基本はオーソから懐の深い左右の攻撃を武器として、右ヒザ、蹴りは上下に鋭く、首相撲ヒザも得意とする。自ら組んでのテイクダウンにも積極的だが、アフローにはその投げを切り返されてのTKO負けを喫しており、高岡はその際を狙いたいところ。23歳。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローのキランテ。長い蹴りを突く。さらに右カーフで高岡は崩れるもシングルレッグ。キランテは切ってヒザを突いて離れる。  詰める高岡にサークリングのキランテ。左ハイのキランテは右ヒザも。右ストレートの高岡をかわすキランテはヒジも突くが、高岡はボディロックで右足をかけて崩すも戻すキランテ。  バッククリンチの高岡にキランテは手首を外して世帯して左右。ついていく高岡に左アッパー! 右カーフ。右で詰める高岡は右アッパー、ダブルレッグからシングルレッグ。そこにヒジ突くキランテ。高岡はハイクロッチから持ち上げテイクダウン。スクランブルするキランテについていき押さえ込んでブザー。  2R、高岡が圧力。シングルレッグからボディロックの高岡が投げて崩すが立つキランテ。高岡はバックから引き込んで両足フック。スクランブルするキランテを追いかけるが、後転したところに高岡はマウント、バックを奪うが、リバーサルしたキランテ。高岡もブリッジで戻してトップに。  ボディロックパスを狙う高岡。ハーフのキランテを押さえ込みに行く高岡にキランテは手首を持って立ち上がり、右縦ヒジ! さらに跳びヒザ。さらに右ヒジ連打に高岡は左目を腫らす。  3R、高岡の左目下が腫れている。ドクターチェック。再開。ワンツー、右ロー、右前蹴りのキランテに、左目が見えてない高岡はシングルレッグからダブルレッグで組んでテイクダウン。  背中を着かせる高岡にキランテは下からヒジ。高岡は上からハーフで細かいパウンド。亀になって立とうとするキランテに、高岡は腹固め。解いてサイドバックから鉄槌。  バックから両足フック。リアネイキドチョーク! しかし後ろ手を剥がすキランテ。ヒザを立てて中腰から前前に落としたキランテが上でパウンドでブザー。  判定は2-1(30-27, 28-29, 29-28)のスプリットで緊急参戦の高岡が勝利した。また急遽相手が変更されるなか階級上で戦い、高いポテンシャルを見せたキランテも大いに高岡を苦しめた。通常体重で57kg、今回も57.8kgで計量していたキランテは粗削りながら、これぞ国際戦という強度を見せた。フライ級、あるいはストロー級での再来日が望まれる。 [nextpage] 藤田ムネノリが初の国際戦でオルニドを押さえ込んでパウンド、判定勝ちで5連勝 ▼バンタム級(61.2kg)5分3R(+1ポンドOK)〇藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)7勝3敗1分 61.7kg[判定3-0] ※30-27×3×ジョン・オルニド(フィリピン/Sprawl MMA Fitness Gym)6勝3敗 60.3kg 「いつも明るく元気が一番!」の藤田ムネノリ(SUBMIT MMA)は、25年3月に塚本竜馬をリアネイキドチョークで極めると、9月のTTFで千種純平に判定勝ち。   さらに11月に一條貴洋に判定勝ちすると、26年2月の前戦では人見礼王に2R リアネイキドチョークを極めて涙の一本勝ち、4連勝をマークしている。  前日計量では、初の国際戦に向け「素晴らしいジョン・オルニドという大変強い選手を相手に、僕が日本の雑草魂を見せて勝ちたいと思います」と意気込み。  オルニドは、2023年3月のGLADIATORでの笹晋久戦のローブロー反則負けから、ジム移籍のトラブルを経て2024年10月にZeus Combat Leagueバンタム級王座を戴冠。その間、コンバットサンボも経験し、25年5月の『Breakthrough Combat04』で熊崎夏暉と対戦し、右の強打で熊崎の腰を落とすと、熊崎の組みを切ってジャブ&ローをヒットさせて判定勝ち。  26年2月のLemino修斗「バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 1回戦」で野瀬翔平のキムラロックに捕まり、初の一本負け。   今回は2度目の後楽園で本領発揮なるか。前日計量では、「いま自分の持つすべての力、自分のチームメイトたちにも自信を持っていて満足しています。明日は自分が勝ちます。素晴らしいパフォーマンスを見せます(以下、日本語で)頑張ってかかって来い! 絶対に負けない」と必勝を誓った。  1R、右ストレートのオルニドに藤田はシングルレッグでケージに押し込み。奥足首を掴む藤田。シングルレッグを抱えたまま右手でパンチ。片足立ちで立つオルニドを崩してなおもすぐに立つオルニドをボディロックでついていく。  ケージ背に右小手のオルニドにボディロックから崩しの藤田だが、この際で正対してがぶりはオルニド。バック狙いから両足をかけると肩固め狙いも藤田が胸を合わせて上に。  ハーフから手首を掴んで右で差して左の細かいパウンドの藤田。中腰からパウンドでブザー。  2R、左ジャブの藤田にオルニドは右の前蹴りを腹に。一瞬下がった藤田だが、すぐに組んで左で差してボディロックテイクダウン!  押し込み肩パンチの藤田。オルニドの右小手の投げに左差し上げ投げたのは藤田! クローズドで背中を着けたオルニドに、藤田はインサイドからケージに押し込み細かいパウンド。オルニドは下からヒジ。藤田はボディにパンチ。上下に突く。  いったん腰に足を置いて蹴り上げを狙うオルニドだが、藤田のパウンドに再びクローズドに。足を解いて蹴り上げのオルニドの足をさばこうとするが、オルニドは蹴り上げを効かせる。  3R、オルニドの右を潜ってダブルレッグテイクダウンの藤田。最初の30秒で背中を着かせると頭を顔下につけて左右の細かいパウンド。クローズドで凌ぐオルニドが足を解くと左足をパス! 左ヒジを落とす藤田。  ハーフのオルニドに右でボディにパウンド、足をさばいてニーインからついにマウント! パウンド。オルニドは亀になってから正対してガードに。なおもトップから藤田は細かいパウンドでブザー。  判定3-0(30-27×3)で藤田がフルマークの勝利。5連勝とした。 [nextpage] シモンスズキ、フライ級に落としたシンバートルの投げを潰してリアネイキドチョーク! ▼フライ級(56.7kg)5分3R(+1ポンドOK)×シンバートル・バットエルデネ(モンゴル/Team Tuna Shanadas)7勝2敗 56.8kg[1R 1分46秒 リアネイキドチョーク]〇シモンスズキ(和術慧舟會HEARTS)7勝1敗1分 57.1kg  モンゴルのジャダンバ・ナラントンガラグ門下生のシンバートルは、レスリングベースで、コンバットサンボ、キック、シュートボクシングでモンゴル王者に輝いている。フライ級に落として参戦。  2022年10月にMMAプロデビューし、24年5月にテムーレン・アルギルマーに判定勝ちで注目を集めた。24年10月の『Breakthrough Combat01』で初来日し、強豪・吉野光にフルラウンド落ちない組みで上回り、判定勝ち。  25年1月の『GLADIATOR 029』バンタム級暫定王座決定戦で吉田開威をシザースチョークで絞め落としたが、体重超過により戴冠ならず。25年6月の『MGL-1FC 22』では、相手のオドスレン・シャグダルの体重超過にもかかわらず、3R リアネイキドチョークで一本勝ち。MGLバンタム級王座についた。  10月のLemino修斗沖縄大会で野瀬翔平と対戦。左ストレートから組みに来た野瀬をがぶったシンバートルは80秒、ギロチンチョークで衝撃の失神一本勝ちを収め、7勝無敗に。2月のLemino修斗「バンタム級サバイバートーナメント リバイバル 2026」一回戦で齋藤奨司と対戦。初回のテイクダウンを齋藤に凌がれ、2Rに左の攻撃を腹に効かされて判定負け。キャリア初黒星を喫した。  再起戦に向け「Lemino修斗に呼んでくださってありがとうございます。明日は強いシンバートルを見せます。盛り上げます」と復活を宣言。  日本国旗を掲げるシモンは6連勝中。24年11月に超新星・中池武寛を1R TKOに下すと、25年1月に山本壮馬に判定勝ち。25年5月のニューピアホール大会では、自身初の国際戦で体重超過のフィルダウス・フェイジエフと対戦し、粘るフィルダウスをリアネイキドチョークで1Rで一本勝ち。さらに7月大会では安芸柊斗もリアネイキドチョークで極めて2連続フィニッシュ。  25年10月にはLemino修斗沖縄に乗り込み混戦のフライ級の中で当時5位の宮城友一を判定で下し、8位から4位にランクアップ。26年2月の前戦で饒平名知靖と対戦、初回に右の蹴りに右を合わされてダウンを喫するも、すぐに立ち上がり組み伏せて判定勝ち。  7勝1敗のシンバートルとの試合に向け、「今回の相手は強いと僕も分かっていて、それなりに自分の気持ちも作ってきました。お互いバチバチの試合になると思っているので攻めていきます。僕らの試合に注目してください」とタフファイトの覚悟を語った。  オーソから強い圧力で下がらせてテイクダウンを奪うシンバートルに対し、シモンもサウスポー構えから圧力をかけて組みに繋げる動きを武器をする。   饒平名戦でも見せた左の蹴りも使い、いかにケージを背にせずに圧力をかけるか。シンバートルも齋藤奨司戦の課題を克服してみたびLemino修斗に乗り込んでくるだろう。ともに粘り強い組みを持つ両者はいかに立ち合うか。  ROAD TO UFCでスプリット判定で惜敗だった王者・亮我も戻ってくるなか、世界3位のシモンと4位のシンバートルの勝者は、フライ級王座挑戦に近づくことは間違いない。  1R、先に圧力をかけるのはサウスポー構えのシモン。左三日月蹴りを突く。シングルレッグのシンバートルの組みは左で差してクラッチ。シンバートルの投げを潰したのはシモン! シンバートルの立ち際にバックに回り、リアネイキドチョーク! シンバートルを失神させた。シモンはタイトルマッチをアピール。  試合後、シモンは「たぶん俺が勝てないと思ってるやつ多かったと思うけど、一本取ってきたよ。そろそろタイトルいいでしょ。誰でもいいからかかってこい」と語った。 [nextpage] ジャブ、三日月蹴り、打撃で圧力をかけた下間が山本に判定勝ち ▼バンタム級(61.2kg)5分2R〇下間英史(THE BLACKBELT JAPAN 沖縄)3勝0敗1分 61.2kg[判定2-0] ※20-18×2, 19-19×山本敦章(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)2勝5敗1分 61.1kg  THE BLACKBELT JAPAN 沖縄の下間は、4歳から18歳まで空手を経験し、苫小牧高専から、平良達郎を育成した松根良太代表のもとでMMAを学ぶために、国立琉球大学に編入学。無事卒業した異端のプロ格闘家。アマチュア修斗の沖縄選手権・北海道選手権を制して全日本アマ修斗ではバンタム級決勝で赤羽幾也に判定負けで準優勝。  25年4月のプロデビュー戦で植木令和新を、9月に塚本竜馬をいずれも1R リアネイキドチョークに極めて2連勝。26年4月に藤谷敦史とドローで2勝1分の負け無し。  THE BLACKBELT JAPAN 千葉の山本は、PANCRASEでプロデビューし、風間敏臣と対戦後、4年間のブランクを作るが、24年11月の修斗沖縄大会で修斗初参戦。水嶋敬志とドロー後、25年3月の前戦で勝呂駿を2R ノーアームのギロチンチョークに極めている。  両セコンドに松根代表と鶴屋代表が分かれる同門対決。  1R、ともにオーソドックス構え。下間の右ローに、山本も右ロー。下間は左ジャブ。詰めるのは下間、左前蹴り。山本も右ロー。左ジャブの下間。シングルレッグで軸足払いテイクダウン!  ケージ使い立つ山本は離れると左の前蹴りを腹に。山本は右ロー。ジャブには下間が右ヒザを合わせる。さらに下間は跳びヒザでケージに詰めて左右でブザー。  2R、左の蹴りは下間。さらに右前蹴りを腹に。山本はサークリングから左ミドルを返す。右ローのダブルを当てる下間は一転、右上段の蹴り。  山本はシングルレッグも切った下間はバックも、立つ山本は市をかけさせずに立ち上がり。右を突く山本に、下間は左右の蹴り。詰めてジャブの刺し合いから右ストレートの山本。  圧力をかける下間の右にダウンの山本。トップの下間は腰を抱いて引き出そうとするが、ヒザを受けながらケージ背に立つ山本が小外刈テイクダウン。しかしすぐに立つ下間が押し込みブザー。下間は鼻血。  判定2-0(20-18×2, 19-19)で下間が勝利。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg)5分2R〇饒平名知靖(K太郎道場)4勝4敗 56.2kg[判定2-0] ※20-18×2, 19-19×村泉 空(総合格闘技実業団トップティア)2勝6敗 56.6kg  PANCRASE3勝3敗から、26年3月の『Lemino修斗.4』で修斗に初参戦した饒平名知靖は、ランカーのシモンスズキに右を当てるも組み負けて判定負け。  村泉は、FightingNexusからGLADIATORを経て、修斗初参戦。前戦は25年9月に藤原浩太に判定勝ち。  1R、ともにオーソドックス構え。饒平名は右、バックエルボー。村泉の右オーバーハンドに饒平名は組んで四つに。村泉が崩してハーフから寝かせるが、饒平名もブリッジで上に。すぐに離れる村泉。圧力をかける右ストレートの饒平名。村泉も左右フックで反撃。饒平名のダブルレッグをスプロールする村泉。  左ジャブの饒平名。村泉はバックブローを強振。かわす饒平名。村泉は左ミドル。饒平名はジャブ。村泉は左ミドルを返す。村泉の左フックをかわして左ジャブは饒平名。しかし村泉も右フックをガード上に叩く。  2R、左右を強振しる村泉は右。ガードする饒平名はジャブ、右ストレートで前に。饒平名の組みを切った村泉。しかし饒平名はなおもダブルレッグテイクダウン。下の村泉はハーフ。押さえ込む饒平名。饒平名はブリッジを警戒してハーフにあえてからむ。  ガードに戻して立った村泉は右で飛び込み。バックブロー。饒平名はジャブで出入り。村泉の右の打ち終わりに右を当てる。組んでテイクダウンの饒平名。村泉はブリッジから立ち上がり。軸がぶれなからも右フックを強振。そこに饒平名は右を合わせてブザー。  判定2-0(20-18×2, 19-19)で饒平名が勝利。 [nextpage] ▼フライ級(56.7kg)5分2R×玉城 悠(THE BLACKBELT JAPAN)1勝1敗 56.7kg[判定0-2] ※18-19, 19-19, 18-20〇三浦颯太(修斗ジム神戸)2勝2敗 56.4kg  玉城はキッズ・ジュニア修斗出身。地元・沖縄アマチュア修斗選手権優勝から25年10月の全日本アマチュア修斗フライ級で優勝。26年4月の『Lemino修斗.5』沖縄大会で竹本蒼天に1R TKO勝ち。  三浦颯太は、24年のアマチュア修斗全日本選手権出場、アマチュア修斗EXトーナメント優勝。25年1月にGLADIATORでプロデビューし、宮川日向を相手にバックから攻めるも判定負け。25年9月に修斗BORDERで岡本一志に判定勝ちでプロ初白星、11月の修斗大阪大会で柴山海音のギロチンチョークに敗れている。  1R、ともにオーソドックス構え。玉城の指を前に向ける魚喜に注意。再開。玉城はワンツーから組み。三浦は四つから左足をかけて引き込み崩して糸通しで三角絞め狙い。  トップ狙いの玉城に下の三浦はバギーチョーク仕掛けるも、玉城は腕をクラッチして三浦の解除際にバックに! ボディトライアングルで背後からパンチ。離れた三浦の立ち際に玉城は右を突いて、三浦はバランスを崩して尻餅。  2R、左右から組むのは三浦。肩パンチ、ヒザを突く。ボディロックから投げも捨て身気味になり下になる。バック狙いの玉城は手首をコントロールして正対させず。立つ三浦は小外がけテイクダウンで上に。今度は三浦がバックに。  ハーフからバック狙いも前に落ちながら腕十字、アームロック狙いの三浦。ヒジを抜く玉城のスクランブルはシングルレッグ。ニンジャ、ダースチョーク狙いの三浦。三浦の組みを切った玉城が上に。ハーフからサイドに出た玉城。バック狙いも三浦も足をかけさせず。スクランブルで立ってヒザの三浦に玉城も右を合わせる。ブザー。  判定は三浦19-18、19-19、三浦20-18の2-0で三浦が激しいスクランブル戦で勝利した。 [nextpage] ▼フェザー級 5分2R×松村海青(RISING SUN)※プロデビュー 65.8kg[1R 4分41秒 腕十字]〇井上理久(THE BLACKBELT JAPAN 千葉)※プロデビュー 65.6kg  1R、ともにオーソドックス構え。松村のジャブに組んだ井上は四つ。左で差して投げてテイクダウン。  ハーフの松村に左で差してパス狙う。片手枕で押さえ込む井上に松村はブリッジもそこをすかしてバックの井上はリアネイキドチョーク狙いからバックマウントでパウンド!  マウスピースが飛んだ松村に井上はパウンド連打から腕十字! またいで潰そうとした松村のクラッチを足ではがしてヒジを伸ばしてタップを奪った。 [nextpage] ▼ライト級(70.3kg)5分2R△モリシマン(STYLE PLUS GYM)8勝10敗1分 70.3kg[判定0-0] ※19-19×3△手島 響(パラエストラ綾瀬)1勝2敗 70.3kg  2011年のGLADIATORから、DEEP、GRANDSLAM、ZST、中国、はたまたLethwei Unbeatableと、様々な団体を渡り歩いたモリシマンは、現在、修斗2連勝中。  24年4月の新潟大会で畑田智洋を1R アンクルホールドで極めると、26年3月『Lemino修斗.4』でシャランディの負傷欠場により緊急参戦で約2年ぶりに復帰。宮路智之に1R リアネイキドチョークで一本勝ち。38歳。  2024年9月にプロデビューした手島は、直島弘昌を2R KOに下すと25年1月にシヴァエフに2R TKO負け。25年3月に後藤亮に判定負けと、連勝中の強豪相手に2連敗中。再起を果たせるか。29歳。  1R、ともにオーソドックス構え。跳びヒザの動きのモリシマンに左右から詰める手島に、首投げテイクダウンのモリシマン。送り手を掴んでモリシマンに両脇差しって正対する手島は足を踏む。  ブレーク。右を突く手島。モリシマンも右ミドル。その場跳びでなぜか効いた表情を見せるモリシマンだが、手島は右ロー。両者、指先を前に向けて注意。  再開。左から右の手島。組むモリシマンに四つの手島はヒザ。モリシマンの投げに合わせてテイクダウン。パウンドを落と手島にモリシマンは下から腕十字狙いから足を手繰りブザー。  2R、右を突く手島は左から右。モリシマンは右のスーパーマンヒジもかわした手島が左で迎撃。下から誘うモリシマンに手島は付き合わず。  詰めて組んで左ミドルで離れるモリシマン。右フックを当てる手島にモリシマンも左ジャブの連打。首投げのモリシマンをすかしてバッククリンチの手島。モリシマンの前転ヒザ十字狙いをすかした手島。すぐに立つモリシマンに手島は右ロー!  左右を振るモリシマンはダブルレッグも引き込みに。クローズドガードのモリシマンの仕掛けに手島はインサイドから細かいパウンド。モリシマンは下からヒジでブザー。  19-19×3の判定0-0でドローとなった。 [nextpage] ※トライアウトは開場時間中の開催を予定。 ▼トライアウト・フェザー級(65.8kg)3分2R×松田拳哉(Alma fight gym SHUKO)65.6kg[判定0-3] ※18-20×3〇佐藤大知(THE BLACKBELT JAPAN))65.6kg
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