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レポート

【修斗】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦は5勝2敗で日本が勝利、大将戦はSASUKEが横綱相撲で一本勝ち「修斗のフェザー級のやつら!」、副将戦はエフェヴィガ雄志がKO勝ち、女子ストロー級でソルトと新谷が敗れる

2024/05/19 17:05

▼日中対抗戦7×7 第4試合 バンタム級 5分3R
○川北晏生(日本/TRIBE TOKYO MMA)61.0kg
[判定2-1]※28-29、29-28×2

×ドウ・ガーシュエ(中国/Team YFU)61.1kg


 川北は2021年のプロデビューから毎年4戦以上とハイペースで試合を行っており、今年も3月の修斗後楽園大会に続いて2戦目。修斗には2021年に初参戦し、3連続で引き分けた後、3連勝でここまで6戦して負けなし。3月の前戦はマスタージャパンの平川智也からフロントスリーパーホールドで一本勝ちしている。



 ガーシュエは19歳。2021年に16歳でプロデビューし、ここまで6勝0敗1分。6勝のうち4KO・1一本勝ちで、判定勝ちは1試合のみ。前戦は昨年12月の『WFL MMA 70』で、DEEPに参戦しているベテランの東修平と対戦し、3R判定ドローとなっている。



 オーソドックスの川北に対し、最初サウスポーで構えたガーシュエもすぐにオーソにスイッチする。カーフを蹴る川北。右を打ち込むガーシュエ。アッパー。川北のシングルレッグを受け止めると腹にヒザを入れ、離れ際に肘を入れた。右ストレートから右ハイを打ち込むガーシュエ。アッパーをヒットさせる。川北が四つで組んだが、ガーシュエがケージに押し込む。肘を入れ離れる。



 川北すぐにシングルレッグに。頭を押して切ったガーシュエ。四つから豪快な払い腰で投げた。しかし勢いがつきすぎて押さえ込めず、立った川北。ガーシュエ組んでスタンドバック。川北正対すると得意のギロチン!引き込んで絞める。しかしガーシュエ暴れて叩きつけ外した。バックについたが離れるガーシュエ。1R終了。



 2R。川北シングルレッグに。ケージに押し込むと両脇を差した。ケージを背負って耐えるガーシュエ。レベルチェンジして足へのタックルに切り替えようとした川北だが、また四つに。展開なくレフェリーブレイク。川北またシングルレッグに。ガーシュエ片足でこらえながら肘を入れるが、川北テイクダウン。



 寝かされずにすぐ立ったガーシュエだが、川北はまたボディロックの体勢。このラウンドは凌ぐだけになっているガーシュエ。またブレイク。ワンツーを放つガーシュエ。カーフキック。前蹴り。1Rほどの鋭さがない。ジャブを突いた川北。ガーシュエのハイは空振り。ホーン。



 3R。右を入れた川北だが、ガーシュエも右を返した。ローからシングルレッグに入った川北がまた両脇を差してケージに押し込む。ガーシュエが入れ替えると離れた川北。パンチから四つに組み付いたが、ガーシュエがヒジを入れ離れる。バックヒジを狙ったガーシュエ。川北タックルへ。尻もちをついたガーシュエだが立ち上がった。



 また川北が両脇を差してケージに押し込む展開に。両膝をついてダブルレッグに切り替える川北。ガーシュエこらえる。残り1分。ダブルレッグでクラッチに成功した川北がテイクダウン成功。ガーシュエが立ち上がるとすぐにまたタックル。シングルレッグ。ヒジを入れて抵抗するガーシュエだが、終了直前にまたテイクダウン。タイムアップ。



 判定29-28ガーシュエ、29-28川北、29-28川北。スプリットで川北がタフファイトを制した。



川北「修斗バンタム級を代表して戦ったんで、ご褒美が欲しいです。ベルトが懸かった試合、お願いします」

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