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レポート

【修斗】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦は5勝2敗で日本が勝利、大将戦はSASUKEが横綱相撲で一本勝ち「修斗のフェザー級のやつら!」、副将戦はエフェヴィガ雄志がKO勝ち、女子ストロー級でソルトと新谷が敗れる

2024/05/19 17:05

▼日中対抗戦7×7 第2試合 フライ級5分3R
○中池武寛(日本/パラエストラ小岩)56.4kg
[2R 2分51秒 TKO]

×ロ・ジュンヨン(中国/Team YFU)56.4kg


 パラエストラ小岩の中池は今年4月に高校2年生に進級したばかりのスーパー高校生。2019年1月の修斗後楽園大会で行われたキッズ修斗に11歳で出場し、腕十字で一本勝ち。2023年の全日本アマ修斗で優勝すると、11月のプロデビュー戦、今年4月のプロ2戦目でいずれも1RKO勝ちしている。



 当初中池と対戦予定だったゾウ・ジンボウがビザの問題で来日不能となり、代役としてロ・ジュンヨンが緊急出場。ジュンヨンはMMA戦績13勝8敗の27歳。直近では、今月10日に中国・河南省で行われた『WLF MMA72』に出場して判定勝ちしており、中8日での連戦となる。




 1R、オーソドックスの中池にジュンヨンはサウスポー。左のダブルで出たジュンヨン。タックルに入るが中池が切った。中池のタックルのフェイントで頭を下げたジュンヨンにギロチン。外れるとすぐにスイープを仕掛けて浮かせて立ち上がる。立つと中池がスタンドバックについてハーフバック。ジュンヨンが反転して逆にバックを奪うと、中池が立ってスタンドバックに。バッククリンチから投げを狙うが正対した中池。離れる。



 中池右ミドル。右ストレートが顔面にヒット。ジュンヨンがタックルに入るとまたギロチンに捕らえて引き込んだ中池。首を抜いたジュンヨン。バックに回るが、中池が立って正対。今度はジュンヨンが首を抱えたが、振りほどいて離れた中池。残り1分。中池がワンツーから飛び膝を放ったがヒットせず。シングルレッグに入る中池。テイクダウンしたところで1R終了。



 2R。前蹴り、右ストレートを入れる中池。インロー。1Rのハイペースな展開でやや疲れが見える両者。四つに組んだジュンヨン。ケージに押し込んでボディロックから後方に倒してテイクダウン。中池を寝かせようとする。下から足関を狙った中池。ジュンヨンが回転して足を抜き背中を向けた瞬間に起き上がり逆にタックルで上を取る。バックマウント。右のパウンドを連打する中池。ジュンヨン、体を伸ばされて身動きが取れずに打たれ続ける。レフェリーストップ!



 2R2分51秒、TKOで中池勝利。



中池「1RKOするって言ってたんですけど、相手が強かったんで苦戦しちゃいました。これからもっと強い相手をどんどん倒していくんで、もうちょい強い相手を当てさせてくれたらなって思います」

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