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レポート

【修斗】修斗×YFU 7対7 日中対抗戦は5勝2敗で日本が勝利、大将戦はSASUKEが横綱相撲で一本勝ち「修斗のフェザー級のやつら!」、副将戦はエフェヴィガ雄志がKO勝ち、女子ストロー級でソルトと新谷が敗れる

2024/05/19 17:05

▼日中対抗戦7×7 第1試合 女子ストロー級5分3R
×新谷琴美(日本/TEAM AGENT)52.1kg
[判定0-3]※28-29、27-30×2
○リー・グワーンジェン(中国/Team YFU)61.6kg


 新谷は2021年に7月に『WARDOG.31』でプロデビュー。同年10月に『PANCRASE324』に参戦し、後にストロー級王者となるKARENにヒジでカットされTKO負けで初黒星を喫するも、WARDOGに戻るとプロレスからの復帰戦となるマドレーヌに1Rアームバーで一本勝ちするなど連勝。2023年8月には広島で行われた『TORAO COLORS』で修斗に初参戦。原田よきを判定で下した。現在3連勝中。



 グワーンジェンも新谷と同じく2021年にプロデビュー。デビューからWFL MMAで2連敗したが、その後2連勝。前戦は『JCK Fight Night 70』に出場したが、一本負けで戦績を2勝3敗としている。



 中国人ファイターの選手コールはWLFの公式リングアナが中国語で務める。

 1R、両者オーソドックス。ジャブで詰めてくるグワーンジェン。ヒットし首がのけぞった新谷だが、下がらずに手を出していく。グワーンジェンの右フックがヒット。積極的に出てくるグワーンジェン。ジャブから右フックがヒット。新谷もジャブを当てていく。主戦場がアトム級の新谷に対し、フレームで上回るグワーンジェンが打撃の圧で前に出る。



 残り1分で新谷がシングルレッグに入ったがグワーンジェンにこらえられると深追いせずに離れる。残り20秒で新谷の蹴り足をキャッチしたグワーンジェンがテイクダウン。ガードを取る新谷にパウンドを落とすが、新谷は足で距離を作って防いだ。1R終了。



 2R。ジャブを突いて出てきたグワーンジェン。新谷は飛び込んで左フックを入れるが、グワーンジェンが前に出てパンチを入れ続ける。休まずジャブを打ち続けるグワーンジェン。新谷が左でプッシングのように押したところでグワーンジェンがスリップ。新谷が前に詰めてパンチを入れるが、すぐに立て直したグワーンジェンがまた前進を始める。このラウンドはお互い組みに行く素振りがない。打ち合いのまま2R終了のホーン。



 3R。淡々とジャブで前進してくるグワーンジェン。新谷のパンチをもらっても下がらずに出てくる。新谷が詰めて左右のコンビネーションをヒットさせる。グワーンジェンのパンチを手でさばいている新谷。タックルで飛び込むが、首を抱えて受け止めたグワーンジェン。尻餅をついてケージを背にしている新谷を寝かせようとする。こらえていた新谷だが、支えていた右腕を掴まれてマットに背中を付けた。



 ハーフで押さえ込みながらパウンドを入れるグワーンジェン。左膝で新谷の右腕を踏んで押さえるグワーンジェン。新谷ガードに戻す。インサイドからパウンドを入れるグワーンジェンに対し、新谷も下から仕掛けようとするが、密着されて仕掛けられない。タイムアップ。



 29-28、30-27×2の3-0でグワーンジェン勝利。

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