▼第3試合 ライト級(71.0kg)3分3R
〇中谷優我(BRAVE)青木真也推薦 70.75kg
[3R 2分52秒 アナコンダチョーク]
×中川 海(マッハ道場)桜井マッハ速人推薦 70.60kg
中谷「今回はしっかりファイトします。(監督との関係は?)いや、良好だと思っていま」
中川「アマチュアですがプロを食っていきます。(マッハ監督からは)『1Rから行け』と言われてます」
1R、オーソの中谷に、サウスポー構えの中川はインロー。しかしすぐに詰める中谷は組んでテイクダウン。サイドを奪い、右で枕から上四方へ移行してアームロック狙い。そこでブリッジする中川を押さえ込んでマウント。立ち上がろうとする中川にリアネイキドチョークへ。しかし後ろ手を掴んで防いだ中川。中谷は背後から再び絞めるもゴング。
2R、左ローの打ち終わりに足を取りに行く中谷。スプロールした中川は左右を当てると、組んできた中谷に小外でテイクダウン!しかしその際で体を入れ替えた中谷は、上からパウンドしてマウント。ブリッジする中川に残り10秒で腕十字も、すぐに腕を抜いて中川が抜けてゴング。
3R、すぐに詰める中谷はヒザ着きのダブルレッグからドライブして四つでテイクダウン。セコンドの青木の「何のためにやってんだ? 獲りに行け」の声にパウンドする中谷。そのスペースで足を戻して蹴り上げの中川は立とうとするが、そこをがぶった中谷はアナコンダチョークへ。残り8秒でタップを奪った。
試合後、闘魂タオルを手にした中谷は、「向いていないと言われながら、それで諦め良かったら意味ない。監督には諦めるのを諦めてもらいたいと思います。2カ月言われ続けたことが出たと思います」とコメント。
青木監督は、「よく頑張りました。殻を破りました」と中谷と握手。しかし、続けて「最後、一言、やっぱり向いてない。それがすべて」と、またもダメ出し。
司会者から発奮材料だと思いますと慰められると、中谷は「そうだと信じます」と暗い表情でポツリと語った。また、青木は相手セコンドの因縁のマッハについて問われ、「痩せてから出直せ」と語った。