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レポート

【格闘代理戦争】中村京一郎にギレルメが先にダウン奪うも中村が3R TKO勝ち、トミー矢野が青木監督の中谷優我に18秒一本勝ち! SPマッチで皇治監督のクサノが芦澤監督の田端に一本勝ち。対抗戦は1勝1敗

2024/04/19 19:04

▼準決勝(65.8kg契約)3分3R
×中谷優我(監督:青木真也)65.75kg
[1R 0分18秒 ヒザ十字
]
〇トミー矢野(監督:イゴール・タナベ)65.60kg

 プロMMAライト級MMA1勝1敗の中谷優我(BRAVE GYM)。父が闘魂タオルの販売元社長のため、4歳でアントニオ猪木から闘魂ビンタを注入されている。

 柔道がバックボーンで、2022年12月に巌流島ルールでプロデビューし、奥田啓介に腕十字で一本勝ち。2023年7月の『DEEP×NARIAGARI』で井上竜旗にスプリット判定負け後、12月の前戦『DEEP 117』では、コマネチゆうたに判定勝ちしている。 

『格闘代理戦争』1回戦では、青木真也推薦選手として、田嶋椋推薦で一般応募枠の松岡拓(OOTA DOJO)を、柔道ベースとBRAVE GYM仕込みの組み力でねじ伏せて、判定勝ち。

 トミー矢野は、2023年のIBJJF主催柔術世界選手権・ムンジアル茶帯フェザー3位で、KRAZY BEEで山本“KID”徳郁、美憂らの寵愛を受け、2024年2月の『東京ケージファイト10』Sクラスルールトーナメントのライト級で優勝。

『格闘代理戦争』ではイゴール・タナベ推薦選手として登場し、1回戦で、平本蓮推薦の極真出身、剛毅會・T-Grip Tokyo所属のストライカー向坂準之助を1R、テイクダウンからマウント奪取のパウンドで仕留め、極めを温存しての初戦突破となった。

 中谷のセコンドには青木。矢野のセコンドにはイゴールとアーセンも。ケージインし、サークリングの際に矢野は握手を求めるが、中谷は中央で応じた。

 1R、ともにオーソドックス構え。矢野は右前蹴りからダブルレッグに入るが、中谷は小手に巻こうとするが、矢野は潜りから中谷の左足に両足を三角で組んでヒザ十字! 最後は脇下に挟んで極めた。

 秒殺一本勝ちの矢野は、「練習でも極めているので、試合でも極められてよかったです。決勝は、同じブラジルのギレルメに勝ち上がってほしいけど、京一郎選手も強いので、どっちが来ても勝てるようにやっていきます。あと、今日、セコンドについてくれたお兄ちゃんのアーセン、イゴールありがとう。そしてスポンサーさんも。最後に、柔術家ナメんじゃねーぞ」とマイク。

 イゴール監督も「感動しましたね。喋る準備も出来てなくて。チームとして自分の体重超過とか、いろいろあったけど、僕らチーム大丈夫なんで。決勝どっちが来ても大丈夫です」と語った。

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