▼第2試合 ストロー級 キックボクシング 3分3R
×アリーフ・ソー・デチャパン(タイ/マレーシア)
[判定0-3]
〇ジャン・ペイメン(中国)
アリーフは2023年7月の『Friday Fights』から参戦し、タイ人選手2人に勝利、前戦は11月にイランのペイマン・ゾルファガリに初回KO勝ちと3連勝を収めている。戦績は57勝7敗。
“中国の天心”の異名を持つペイメンは、中国「EMLegend」等で活躍し、23勝18KOをマークするなど“最強中学生”として話題となり、2022年3月にONEデビュー。サムエーが持つONEストロー級(56.7kg)ムエタイ世界タイトルマッチにも挑戦経験があるトナーと対戦し、2RでKO。7月大会ではアスランベック・ジクレーブを判定3-0で破り、10月にONE世界ストロー級キックボクシング王座決定戦に臨んだが、ジョナサン・ディベラに判定で敗れ戴冠ならず。2023年3月の再起戦で勝利するも、11月にはルイ・ボテーリョに判定で敗れた。戦績は17勝(6KO)3敗1分。
1R、両者の身長差は14㎝。上背で優るアリーフはペイメンが前へ出てくるとテンカオを突き刺し、右ミドルとローで迎え撃つ。ペイメンはものともせず懐に入り込み、ヒザにはボディを合わせ、顔面に右ストレートを伸ばしていく。あっさり入り込むと左右ボディを連打するペイメン。アリーフは早くも身体を丸めだす。離れながら右ミドルを蹴るアリーフにどんどん距離を詰めて左右ボディを打っていく。それに身体を丸めてしまうアリーフ。ペイメンの右フックをもらったアリーフは右ミドルを2発返した。
2Rも前に詰めて来るペイメンにアリーフは飛びヒザを連発。ペイメンは左ミドルから左右ボディ、顔面へも左フック。動きが止まるアリーフに左ボディと左右フックのペイメン。アリーフは右ミドル、ヒザを返すもコーナーに詰まってボディをもらい、身体を丸める。アリーフが一発ヒザを出すとペイメンはボディと顔面へ5~6連発。1Rに続いてペイメンが攻め続けた。
3Rも前に出るペイメンにアリーフは下がりながら左ミドルを蹴っていくが、ペイメンにすぐ詰められて左ボディ、右ストレートをもらう。左フックからのボディブロー、左ボディからの右ローとアリーフをコーナーへ釘付けにするペイメン。それでも右ミドルを返して反撃するアリーフ。最後までペイメンが追いかけての攻撃を続け、ペイメンが勝利を収めた。
Zhang Peimian is pouring it on! 💥🥊
— ONE Championship (@ONEChampionship) April 5, 2024
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