ムエタイ
レポート

【ONE FF】タフファイトでスーパーボンがグレゴリアンとの3度目の対決を制す、麻火佑太郎がセクサンに大殊勲の勝利!ノンオーがクラップダムを技術で封じる、大激闘でナックロップが僅差で勝つ、ゴントーラニーが7連勝で本戦契約を獲得、コンペットが接戦を制す、隻腕のピーコックが見事な戦いぶり

2024/04/05 21:04

▼第5試合 フェザー級 ムエタイ 3分3R
〇シャドウ・シンハ・マウイン(タイ)
[3R 0分53秒 TKO]
×エリック・ヘアー(スウェーデン)



 シャドウはラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者。同タイトルは2022年2月にフリオ・ロボと王座決定戦を行って勝利し、手にしたもの。2022年にはラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)のウェルター級リーグ戦で優勝。2024年2月のFriday Fightsに注目の初参戦を果たしたが、マムカ・ウスビャンに判定負けを喫した。



 ヘアーは今回がONE初参戦の25歳。



 1Rから2R序盤まで前へ出るシャドーがローキック、左ボディ、ヒジとヘアーを圧倒。しかし2R中盤にヘアーが右ストレートをカウンターでヒットさせてシャドーはダウン寸前に。



 逆転の予感に場内が大きく沸くが、シャドーは強烈な右ミドルを蹴り続ける。そしてラウンド終盤には右ストレートを打ち抜いてダウンを奪う。



 3R、シャドーは左ミドル、左インロー、左ヒジと追い込んでいき、右ハイキックでヘアーを大きくグラつかせる。ロープを背にして倒れかかったヘアーにダメ押しの右ハイをガードの上から叩き込んでダウンを奪う。ヘアーは立ち上がるもフラフラでレフェリーがストップした。



 今夜初のKO勝ちしたシャドーには35万バーツのボーナスが贈られた。

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