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レポート

【PANCRASE】雑賀ヤン坊達也が右ハイでアキラをKO! ライト級新王者に。重田ホノカが女子フライ級王座戴冠、SARAMIが沙弥子を右ST一閃! アトム級王者に。ダウン奪った井村が田嶋に組み勝ち、天弥が松本に判定勝ち、杉山しずかがライカに判定勝ち、渡邉がNORIを下す

2024/03/31 13:03

▼第14試合 PANCRASE女子フライ級タイトルマッチ 5分5R
×端 貴代(和術慧舟會 AKZA)第2代フライ級クィーン・オブ・パンクラシスト 56.6kg
[判定0-3] ※45-50×2, 46-49

〇重田ホノカ(THE BLACKBELT JAPAN)1位  55.95kg
※重田が新王者に

「明日はものすごく楽しみにしていた試合が出来るので、全力を尽くして頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

重田「到着遅れてすみません、明日は必ず勝ちます」

 1R、サウスポー構えの重田がいきなり中央に飛び出てヒザ蹴り。ワンツーで詰めて左の蹴りもその蹴り足を掴んで押し込む端。足を戻して体を入れ替えシングルレッグは重田。

 右小手に巻く端に、バック狙いの重田。片ヒザ立ちから立ち上がる端に、正対して押し込み、シングルレッグも。すぐに差し上げる端。押し込む重田はヒザも。突き放す端。すぐに詰める重田は左オーバーハンド。端は左回りでさばくと右を狙う。ワンツーの左で詰める重田に端は金網背に。左で差して組んでホーン。

 2R、左インローを当てる重田。端も右ロー。なおも重田は左インロー。詰めに左を差して押し込む端。首相撲ヒザで崩す。さらにワンツーで中央に戻す端。右インローも、そこに右アッパーを突く重田はダブルレッグテイクダウン。

 ハーフから手首をコントロールして寝かせる重田は、左を差す端にギロチンチョーク狙い。がぶりでホーン。1者、端も、2者が重田を支持。

 3R、重田の入りに左ストレートを突く端。しかし重田はシングルレッグへ。左小手に巻いて立つ端に左手でパウンド。正面向いた端。重田の左ストレートをさばくが、左ミドルハイは遅い。

 右バックフィストから左ストレートで前に出る重田は押し込み、首投げでテイクダウン! しかし首を抜いた端は金網で座り、蹴り上げでスペースを作る。それを重田がさばいてホーン。3者、重田を支持。

 4R、右ジャブの重田。端も喧嘩四つで前手争い。右ボディストレート。重田は右ジャブを細かく突き。左スーパーマンパンチ。これはかわした端だが、重田の左インローをもらい、シングルレッグに片ヒザを着く。立ち上がる端。なおもシングルレッグからダブルレッグで引き出す重田に、端は左で差してから潜ってスイープ! 上を取り返してホーン。3者10-9で重田支持。

 5R、左の飛び込みの重田に、端も右を返すが、シングルレッグの重田。差し上げる端は首を抱える。重田は左足にシングルレッグ。そこにニンジャチョークを狙う端。重田は左差しに変えると端は右を小手に巻き、内股で投げて上に! すぐに亀から立とうとする重田をがぶるが、首を抜いた重田が離れる。

 スタンド、ワンツーから組んで払い腰の重田。しかし組手が不十分なまま引手を巻き込んで投げた重田を切り返して上を取る端。ホーンに重田は安堵か、最終ラウンドに盛り返された悔しさからか号泣。

 判定は3-0(50-45×2, 49-46)で重田が勝利。フライ級のベルトを巻いた。端も泣きじゃくる重田をハグし背中をポンポンと叩いた。今後、重田は誰を狙うか。

 ベルトを巻いた重田は試合後、「お待たせしました。QOPの重田ホノカです。あんだけ煽っていて、端選手はすごい強くて、途中心が折れそうになりました。でもセコンドの鶴屋(浩)先生、(浅倉)カンナさんはじめジムの皆さんのサポートのおかげで何とかやり切りました。これでデビュー11カ月目でベルトを巻きました。日本で一番強い三階級制覇の人(伊澤星花)に挑戦できるように頑張ります。始めた理由は浅倉カンナさん、最初に(カンナに)ベルトを巻くと言っていたので、巻きます。いつかカンナさんのように誰かのヒーローになれるように頑張ります」と語った。

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