▼第10試合 フェザー級 5分2R延長1R
〇黒井海成(BRAVE/3位)65.95㎏
[判定3-0]
×高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We/1位)66.05㎏
第10試合のフェザー級では、「J-MMA Rookies CUPフェザー級」優勝者でランキング3位のBRAVE・黒井海成が、同級1位のMe,We・高橋孝徳と激突。
黒井は、4歳から剛柔流空手を始め硬式空手において数々の国内タイトルを獲得。世界王者にも輝いているストライカーで、2019年、高校3年生の時に「K-1甲子園2019 東日本予選トーナメント-60kg」で優勝も果たしている。
また、2021年9月の『BreakingDown』第2回大会にも出場しライト級で山下大希に勝利。「J-MMA Rookies CUP」では、1回戦でWARDOGのDAIGOを1R TKOに下すと、準決勝でDEEPの梶本保希に判定3-0勝利。決勝で人見礼王を1R TKOに下し、優勝を決めた。
一方のベテランの高橋は、ケージレスリングを軸とした堅実な戦いで、2023年5月のGRACHANフェザー級王座決定トーナメント決勝では小島勝志に判定負けも準優勝となっている。2023年12月にはGLADIATORに参戦し、第3代GLADIATORバンタム級王者のじゅんに2R リアネイキドチョークで一本勝ちで安定感のある戦いの先に極めの強さも高まっている。
22歳の黒井の破壊力ある打撃とBRAVE仕込みの組み技に対し、38歳の高橋の相手の光を消す強さが、いかに交錯するか。フェザー級コンテンダー争いとなる一戦だ。
1R、黒井は右ロー。飛び込みワンツー、前蹴りも、高橋は蹴り足を取ってテイクダウンする。ガードの黒井に膠着ブレーク。右ミドル、右ロー、右ストレートでダウンを奪う黒井はパウンド。高橋は右で脇差しディープハーフも黒井は潰してパウンド。高橋は立ち上がる
2R、右でシングルレッグから右で差して金網に押し込む高橋。突き放した黒井は右カーフ! しかし高橋も右を返して右で差して押し込み。右ヒザを細かく突く。四つの黒井がいったん体を入れ替えると右ヒザ! 離れる黒井。左から右で詰める黒井に組む高橋。
判定は3-0で金井が勝利した。