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【GRACHAN】52歳の鉄人・櫻井隆多が青木忠秀に判定勝ちで初代ウェルター級王者に! 芳賀ビラルが岸本からダウン奪い判定勝ち、黒井が高橋に判定勝ち、草訳が金子を初回KO、高須が萩原に判定勝ち、日拳王者・木村が初回KO勝ち

2024/03/10 16:03

▼第11試合 ライト級 5分2R延長1R
×岸本篤史(BRAVE/2位)70.75㎏
[判定0-3]

〇芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO/6位)70.50㎏

 コ・メインのライト級戦では、林RICE陽太との「暫定ライト級王座戦」に判定で敗れた岸本篤史(BRAVE/2位)が再起戦。2連勝中の芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO/6位)と激突する。

 ボクシング出身の岸本は、その卓越した打撃技術で8つのKO・TKO勝利を収めている。2023年12月には林“RICE”陽太にスプリット判定負けでライト級暫定王座獲得ならず。強打かつ精度の高いパンチで再起なるか。

 対する芳賀は、日本拳法出身。PANCARSEで西尾真輔にKO負け後、神谷大智にスプリット判定勝ち、2023年3月のネオブラ決勝で吉村天弥に1R TKO負けしている。しかし、その後は得意の飛び込みからの組みも強化し、GRACHANで山下康一朗、能登崇を相手にいずれも判定で連勝中。異なるスタンドの強みを持つ岸本篤史と芳賀ビラル海。戦術的な深みを持った一戦が期待される。

 1R、オーソの芳賀は右ストレートでダウンを奪うとハーフの岸本にパウンドラッシュ! 金網使い立ち上がる岸本。シングルレッグの芳賀に、金網背に片足立ちの岸本は着地。煽ってスタンドバックの芳賀は、崩してバック、4の字ロック、おたつロック。リアネイキドチョークを狙いながら背後からパンチ、左腕を巻いてリアネイキドチョークへ。後ろ手を組ませない岸本。

 2R、サウスポー構えの岸本は左ストレート。跳びヒザから詰めて組む芳賀に、クラッチさせずに離れる岸本が前に。左フックをかわして詰めて右を突く芳賀はスタンドバックから背中に飛び乗ると4の字ロック。リアネイキドチョークを狙うが、後ろ手を剥がす岸本。再び組んで背後に引き込む芳賀だが、岸本は極めさせず。芳賀は背後からパンチ。

 判定は3-0でダウンを奪いバックテイクした芳賀が岸本に勝利した。

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