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【ONE】ペッディージャーがアトム級キック王座を統一して真女王に、敗れたトッドは涙の引退。ムエタイ王座戦はロドリゲスが盤石の防衛、ブンタンがミキエレットに判定勝ち、澤田千優がランカーのラズワンに日本人初勝利、山田海南江がバストスに判定負けもキャッチ許さず

2024/03/09 10:03

▼ONEアトム級(※52.2kg)5分3R
×ビクトリア・ソウザ(ブラジル)
[判定0-3]

〇ノエル・グランジャン(タイ/フランス)

 ソウザは、MMA7勝1敗。ブラジルのGladiator CFで5連勝後、2021年9月のONEでヴィクトリア・リーに2R TKO負け。しかし、以降は地元で1R TKO勝ちで再起を果たすと、2023年2月のONE前戦でインドネシアのリンダ・ダローに判定勝ち。26歳。

 グランジャンは、4勝1敗。2022年10月にONE Fight Nightでリー・ビヴィンスに1R TKO勝ちも2023年4月の前戦で韓国のキム・ソユルに三角絞めで一本負け。27歳。

 1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーのソウザ。右で入るとグランジャンが右のカウンター。右を被弾し、グラついたソウザ。組むグランジャンは首投げテイクダウン&パウンド! 立ち上がるソウザを詰めて左右ラッシュでダウンを奪うと鉄槌、パウンド連打! グランジャンはソウザのクローズドガードの中からヒザを入れてパスを狙う。

 2R、左右で前進のソウザを首投げで投げたグランジャンだが、差して立ち上がるソウザが押し込み、突き放し離れるグランジャン。ソウザは右回りで右ローをこつこつヒット。足が流れ始めたグランジャンだが、回るソウザを追って右を当てる。

 右ローのソウザに右を合わせに行くグランジャン。ダブルレッグに行くソウザに払い腰テイクダウンも押さえ込めず、すぐに立ち上がるソウザ。

 3R、右を当てるソウザに、グランジャンも右を返し、近距離に。そこに右ローを混ぜるソウザ。左右のオーバーハンドを届かせるが、グランジャンも肩でブロック。オーソから左ミドルを当てるグランジャン。ソウザも右から左インロー。左ミドル。グランジャンはソウザの入りに右のカウンター。
 左ミドルのグランジャン。ソウザは左ジャブのダブルで前に出るが、そこにグランジャンは右、さらに首を掴んで大外刈テイクダウン!

 すぐに立とうするソウザを再び投げるもここもスクランブルするソウザがスタンドバックについてゴング。判定は3-0でダウンを奪ったグランジャンが勝利。ONEで再起を果たした。

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