▼GLADIATORバンタム級 5分2R
〇吉田開威(空手道剛柔流朋武館)
[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マスト吉田
×土本暉弘(総合格闘技Asura)
吉田は、剛柔流を学びながら、硬式空手やフルコン空手で活躍。2023年の全日本硬式空手道選手権で二連覇を達成するなど、積極的に空手の試合に出ている。
2019年にカザフスタンで開催されたIKKFアジア硬式空手で優勝。MMAでは、2023年6月に安枝匠に1R TKO勝ち。9月のプロ2戦目で空に判定勝ち。12月にフェルナンドに判定勝ち。土本はDEEP名古屋大会で2連勝中。
1R、サウスポー構え、硬式空手・フルコンタクト空手出身の吉田の突き、左上段蹴りに、バスケットボールで全国大会出場の土本は組み。突き放す土本に、バックフィストも狙う吉田。じりじり詰める吉田は跳びヒザも回る土本。その蹴りがローブローとなり中断。
再開。右ローの吉田は戻しが速い。左ミドルも当てる。土本も左ジャブ、さらに歩いての右ストレートを当てる。右ジャブで前に出る吉田。さらに下段も、そこに右ストレートを当てる土本。すぐに吉田も詰めて左ミドル。後ろ廻し蹴りは空振り。さらに後ろ廻し蹴りを2回転目。左前蹴りを突いては離れる出入りの吉田、土本の左前足は赤く腫れる。吉田の左の蹴りでゴング。
2R、先に蹴る吉田。右ロー。そこに土本は右ストレートを返す。さらに左。しかし吉田は左の蹴りから回って後ろ廻し蹴り。土本は踏み込み左から右をヒット! 頭をずらす吉田は左インロー、左ハイを当てて離れる。
左ロングフックはかわした土本。右をかいくぐってダブルレッグからボディロック。足払いで崩すとその立ち際にパンチ。
吉田の左の蹴りに右を合わせる土本。さらに右の飛び込み! 吉田の左に右をかぶせる土本。左の蹴りの吉田。土本の突進をかわして左前蹴り。右の打ち合いは相打ち。詰める土本は右を振って組んで離れ際に互いに打ち合い、ゴング。判定は3-0(20-18×2, 19-19マスト吉田)で吉田が4連勝をマークした。