▼第2試合 ヘビー級 3分3R
○ジハド・ケペネック(トルコ)
判定4-1 ※29-27、28-29、30-27×3
×ミハウ・ブラウジェヴィッチ(ポーランド)
21勝(15KO)6敗の戦績を持つISKA世界スーパーヘビー級王者ケペネックに対するは、WAKO世界ヘビー級王座を獲得したブラウジェヴィッチは11勝(5KO)6敗1分の戦績。ジュニア・タファからも勝利しているケペネックは2022年11月の試合で勝利した後、ドーピング検査で陽性反応が出たため1年間の出場停止を経て今回が復帰戦。
1R、ケペネックは序盤から思い切り右ロングフックを振り抜いて前へ出る。ブラウジェヴィッチは左ハイ、右インローと蹴り主体。ケペネックは右から左右フックを回転させるが、右ローやヒザも使う。ケペネックは右フックがフルスイングで、空振りすると身体が流れるほど。ブラウジェヴィッチは左インローを蹴るがローブローに。しかし、左ローで奥足も攻める。
2Rもパンチで前に出るのはケペネック。ブラウジェヴィッチはワンツーを返して右ロー。ケペネックは両腕ガードを固めて受けたかと思うと左右フックをフルスイングして前へ出る。そこへブラウジェヴィッチが左フックをヒット。さらに左ローを奥足へ蹴るブラウジェヴィッチ。飛びヒザ蹴りから右フック、そして左ローとブラウジェヴィッチ。ケペネックはガードを固めて左ボディから右ロー、左右ボディとブラウジェヴィッチをロープ際へ追い込むが、ブラウジェヴィッチも飛びヒザを放つ。かなりバテ気味のブラウジェヴィッチ。
3R、前に出るケペネックが左右ボディからヒザ、ワンツー。ブラウジェヴィッチも単発で返すが、ケペネックの攻撃&前進に後退を繰り返す。ケペネックは顔面とボディにパンチを打ち分け、序盤のようなフルスイングではなくコンパクトに打っていく。左フックからの右ボディ、そしてもう一度左フックをクリーンヒットさせるケペネックがブラウジェヴィッチをヨロけさせた。