▼第4試合 フェザー級 3分3R
○ベルジャン・ペポシ(アルバニア/同級7位)
判定4-1 ※27-28、28-27×4
×ミゲール・トリニダージ(ポルトガル)
ヤン・カッファ(オランダ)の欠場を受けて出場したペポシは2019年4月にプロデビューして9連勝(6KO)と波に乗っていたが、10戦目にして初黒星。その後は再び連勝街道を突っ走り、ISKA欧州-63.5kg王座、WKN世界-65kg王座を獲得するなど13連勝を飾った。GLORYには2023年2月に初参戦し、アフマド・チク・ムーサに判定で敗れ13連勝をストップされている。4月はヤン・カッファに判定負け、9月にはデニス・ウォシクにもスプリット判定負けと3連敗中。戦績は28勝(16KO)4敗。
トリニダージは2023年9月の『ONE Friday Fights 34』で初回KO勝ちしたばかりで、今回がGLORY初参戦。22歳にして戦績は57勝(24KO)6敗。
1R、トリニダージはペポシがパンチで入ってくるところに右ハイキックを合わせる。さらに押し込むような右ミドルも。ペポシは前へ出てトリニダージにロープを背負わせ、右ボディからの左右フック。トリニダージも左アッパーを返す。ペポシは左ハイからの右アッパー、左ボディでダウンを奪う。
悶絶するトリニダージだが、カウントぎりぎりで立ち上がる。再びロープを背にするトリニダージだが左アッパー、飛びヒザ、バックハンドブローで対抗。ペポシはジャブでガードを固めさせての左ボディ。追い詰めていくペポシは左ボディ、左ヒザと攻めるがトリニダージは耐えた。
2Rも前へ出て攻めるはペポシ、トリニダージは前蹴りで対抗する。ガードを固めて蹴るトリニダージだが、コーナーに詰まったところで右ストレートを叩き込みダウンを奪い返した。立ち上がったペポシは一気に攻めていき、パンチのコンビネーションを繰り出すがトリニダージはまたも右ストレートをヒットさせる。しかしペポシも退かず打ち合いに行き左ハイ。トリニダージも右ハイ。大振りになるペポシにトリニダージは右アッパーでグラつかせる。両者とも強打を繰り出す激しい打ち合い。
3Rも前に出るのはペポシ。トリニダージをロープ際やコーナーに追い込んでいくが、トリニダージも左ミドルや左フックで反撃する。大振りになるペポシにトリニダージは左フックを当てに行く。ペポシは左ミドル。激しい打ち合いが繰り広げられ、両者とも相手のパンチを被弾する。ペポシが左ミドルを蹴り、トリニダージが左右フックで前へ出て試合終了。両者とも健闘を称え合い抱き合う。