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レポート

【GLORY】王者セメリアが格の違いを見せつける圧巻のKO勝ちでV3、巨漢ハチャブがヘビー級グランプリ最後の出場枠を勝ち取る、フリストフが100戦目のグローエンハートに完勝、ケールがTKO勝ちで王者ベスタティと舌戦

2023/12/24 04:12

▼第3試合 ミドル級 3分3R
×ブライス・コンボウ(カメルーン/同級7位)
TKO 1R ※3ノックダウン
○モハメド・トゥチャッシー(モロッコ/同級9位)


 コンボウは2023年5月にGLORY初参戦、マキシミアン・ブラカオビッチを右フックで3度ダウンさせてTKO勝ちした。戦績は18勝(3KO)3敗。


 トゥチャッシーはプロ無敗のまま2023年10月にGLORY初参戦。エドゥアルド・アレクサニャンを右ストレート、左ボディ、顔面ヒザ蹴りで3度のダウンを奪ってKO勝ち。しかし11月の2戦目で、タリク・カバベの欠場によりなんとわずか4日前のオファーを引き受け、ミドル級から階級を上げて世界ライトヘビー級王者ドネギ・アベナに挑戦。体格差がありながらも奮闘したが判定負け。プロ初黒星を付けられた。戦績は15勝(12KO)1敗。


 1R、どっしりと構えるトゥチャッシーは左ハイを連打、右ミドル、前蹴りと蹴り主体。コンボウは前へ出てワンツー。ロープを背負うトゥチャッシーだが、コンボウが左フックを空振りして右フックを打とうとしたところへ右フックのカウンターでダウンを奪う。


 トゥチャッシーは右フックから右ボディ、右ストレートからの右アッパー。ダウンを取り戻そうと右フックを大振りしたコンボウへ、またも右フックでダウンを追加。


 コンボウは焦ったか、大振りのフックを連発。そこへトゥチャッシーは右アッパー、右フックとしっかりヒットさせ、最後は右フックで3度目のダウンを奪った。

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