▼第6試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
KO 2R 2分31秒 ※3ノックダウン
〇松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg王者)
西元は15勝のうち12勝がKO勝ちというK-1 GROUPきってのハードヒッター。2022年9月の「第5代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」のリザーブファイトで山本直樹を撃破し、12月にKrushスーパー・フェザー級タイトルマッチに臨んだが王者・中島千博に判定3-0で敗れた。今年、中国遠征試合を行ってダウンを奪っての勝利で再起したのもつかの間、7月に髙橋直輝に敗れた。戦績は15勝(12KO)10敗2分。
松山はK-1甲子園2020 -60kg王者で、2020年12月のプロデビューからK-1で2連続KO勝利したが、2021年12月の寺田匠とのホープ対決ではダウン応酬の末にKO負け。初黒星を喫した後は目黒翔大に判定勝ち、SOULにKO勝ち、岡嶋形徒に初回KO勝ち、前戦はチャン・ウヒョクに初回KO勝ちと4連勝中。戦績は6勝(5KO)1敗のサウスポー。
1R、互いにカーフを蹴っていく中、サウスポーの松山は左三日月も蹴っていく。前に出るのは西元で左へ回って松山に右回りを許さない。西元は右インローで崩しての右ストレート。さらに左へ回りながらの左フック、右インローで崩していく。
2R、左ミドルと左ヒザを蹴る松山に西元は左カーフと右インカーフ。西元は右ストレートを繰り出すが、松山は左ヒザで反撃。左ハイを繰り出しながら左ヒザを突き刺し、左ヒザからのワンツーでダウンを奪う。パンチで反撃する西元だが左ヒザからの左ストレートで2度目のダウン。
松山は一気に攻撃をまとめ右フック、左ストレート、左ヒザ、コーナーへ詰めての左右連打と左ヒザ、最後はワンツーの左ストレートでKOを奪った。
マイクを持った松山は「やっぱり西元選手強くて、思うように出来なかったんですが何とか倒せてよかったです。今日勝ったので高橋チャンプ、次のタイトルマッチ僕でどうですか?」とタイトル挑戦をアピールした。