▼第7試合 DEEP ウェルター級 5分3R
〇嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)77.55kg
[判定3-0] ※19-19マスト嶋田×2, 20-18
×鈴木琢仁(Bonsai Jiu-Jitsu)77.4kg
ウェルター級では、ライト級から階級を上げて再起を図るボンサイ柔術の鈴木琢仁が参戦。嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)と3R戦で戦う。鈴木は、2021年6月に石塚雄馬に判定勝ち後、2021年10月に北岡悟にも3R TKO勝ちで2連勝をマークも、2022年2月のRIZIN初参戦でアキラに判定負けしていた。キャリア初期のPANCRASEではフェザー級で牛久絢太郎にも勝利している鈴木だが、ウェルター級でどんなパフォーマンスを見せるか。
対する嶋田伊吹は、2021年12月にレバナ・エゼキエルにリアネイキドチョーク(RNC)で一本勝ちすると、マッスル岩倉にも三角絞めで勝利。2022年9月に佐藤洋一郎に判定負けも、同年11月に小牧ゆうたにRNCで一本勝ち。2023年2月の前戦では、住村竜市朗と対戦し、RNCを凌がれると、住村にテイクダウン&グラウンドコントロールされてスプリット判定負け。MMA9勝5敗中、4つの一本勝ちの極めの強さを階級転向の鈴木相手にも見せるか。
嶋田「明日は圧勝して勝ちます」
鈴木「1年9カ月ぶりの試合をさせてもらいます。楽しみです」
1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかける嶋田の左がローブローもすぐに再開。右ボディストレートを当てる鈴木。嶋田は右で差して押し込み、鈴木の引き込みに合わせてテイクダウン。
下の鈴木のバックを奪いに行くが、腰をずらして嶋田の右足を抱えて正対して上になる鈴木はトップで4の字ハーフからパウンド。嶋田のバック狙いをさせず。嶋田は足を解除してフルガード。蹴り上げから立ち上がり。嶋田の蹴りからの圧力に、右で差した鈴木が反り投げテイクダウンで上になりゴング。
2R、嶋田の左右に下がりながら右を突く鈴木は、嶋田にあえてバックを取らせる形で正対。1R同様にハーフで4の字ロック。
嶋田は足を解除しレッスルアップでテイクダウン。そこにギロチンチョークを狙う鈴木だが下に。
頭抜く嶋田が鈴木の立ち際にパウンド、リアネイキドチョーク。ここも組ませたかに見えて腰をずらし正対し上になる鈴木! 腰を抱く鈴木に下から嶋田はヒジ!
鈴木もパウンドも嶋田は蹴り上げから立ち上がり、右! 被弾した鈴木のバックを奪うが、ここも鈴木は左足を持ち上げて正対して上になったところでゴング。
判定は3-0(19-19マスト嶋田×2, 20-18)で嶋田が勝利。リバーサルも上から攻めれらなかった鈴木に、嶋田はスタンド打撃をヒット。2月の住村戦の敗北から再起した。