▼第4試合 DEEPウェルター級 5分3R
〇住村竜市朗(TEAM ONE)77.55kg
[判定2-1] ※29-28×2, 28-28マスト嶋田
×嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)77.40kg
2022年8月に鈴木槙吾にKO負けに終わった前ウェルター級王者の住村竜市朗が再起戦。11月に小牧ゆうたを1R、リアネイキドチョークで極めた嶋田伊吹と対戦。
住村市朗
「勝ちたい、明日は勝ちます。以上です」
嶋田伊吹
「トップどころを引きずり下ろすチャンスをもらえたので、明日は全力で叩き潰します」
1R、住村のセコンドには青木真也。ともにオーソドックス構え。細かいステップの嶋田は組んでヒザもローブローに。再開。近い打ち合いは住村の右がヒットも、嶋田が打ち気になったところにダブルレッグテイクダウン! 三角絞めを狙う嶋田をかついだ住村はサイドに。右で差してブリッジの嶋田だが正面に戻す住村は左へパス!
しかし、パスの際でブリッジでスイープした嶋田はバックからリアネイキドチョークへ! 腰をずらして逃げる住村が上に。ハーフから右で差して左で枕に。パスからマウント、バック、4の字ロックでリアネイキドチョークを狙うもゴング。
2R、嶋田の踏み込んでの右と住村の入りに頭が当たりバッティングに。再開。打ち合いからまたも住村がタイミングよくシングルレッグから四つに持ち込み、小外がけテイクダウン。
ハーフから住村は細かいパウンド。嶋田はうつ伏せから亀になり立ち上がり。そこにスタンドバックから投げて再び上になる住村。右足を外にハーフとなり嶋田の頭を金網に詰まらせる。鼻血を流しながら亀まで戻す嶋田が立ち上がったところでゴング。
3R、住村のシングルレッグを切ろうとする嶋田だが、四つに持ち込む住村がまたも小外がけテイクダウン。右足を抜く住村は腰を抱いて押さえ込み。足を戻す嶋田のインサイドガードに入る住村。パスを狙うといったんクローズドガードの嶋田は足を開くと今度は住村は右差しで左パス狙い。ここで立つ嶋田は左右も距離を詰められると、ダブルレッグテイクダウン! 住村のバックを奪うとマウント、肩固め狙いからパウンドも、そこでブリッジした上を取り返した住村。下から蹴り上げた嶋田が立ち上がり左右もゴング。
判定は2-1(29-28×2住村, 28-28マスト嶋田)で住村が熱戦を勝利。「しょーもない試合をしてすみません。どうしても勝ちたかったです」と語った。