▼第9試合 DEEP メガトン級 5分3R
〇赤沢幸典(Tristar Gym 日本館/Team Cloud)107.2kg
[2R 2分39秒 TKO] ※パウンド
×ハリー・KIMURA(KICK PUNCH SUBMIT)
メガトン級で、赤沢幸典vs.ハリー・KIMURAも組まれた。赤沢は、2022年11月に酒井リョウに1R TKO負け後、2023年2月のBlack Combatとの対抗戦でもチェ・ウォンジュンに逆転TKO負けを喫したが、NARIAGARIとの対抗戦で朝太に1R TKO勝ちで再起を遂げている。
対する豪州のハリー・“キムラ”・グレッシュはMMA4勝1敗、うち2つのキムラでの一本勝ちを持つ。2023年1月の『ONE Friday Fights 2』でイランのアラシュ・マルダニと対戦も、3R ネガティブファイトによるレッドカードで敗れたが、2023年7月の『SEAFC』バンコク大会では1R キムラロックで一本勝ちしている。
赤沢「復帰戦で勝って、もう一回身体を作ってきました。DEEP王者を目指しているので勝てるよう頑張ります」
ハリー(※代読)「とても興奮しています。試合を受けてくれて感謝しています。また明日会いましょう」
1R、右を突いて金網に詰めてダブルレッグテイクダウンは赤沢。亀から2度立つハリーを3度目のボディロックテイクダウン。ハリーのアームロック狙いを防ぐが、ハリーは金網使いみたび立ち上がり。赤沢は下組みに変えてテイクダウンもここもすぐに立つハリー。ブレーク。
ワンツーで金網詰めてダブルレッグテイクダウンの赤沢に蹴り上げ狙うハリー。その足をさばいた赤沢はサイドで押さえ込んでゴング。
2R、頭を上下に振ってダブルレッグテイクダウンは赤沢。テイクダウンディフェンスが厳しいハリーに背中を着かせると亀になるハリーのサイドバックからパウンド。立つハリーをボディロックして回してテイクダウンを奪う。立つハリーだが、削られスタミナ厳しいか。みたび倒され亀になったところにパウンドを浴び、レフェリーが間に入った。
2連敗から2連勝を飾った赤沢は試合後、「自分のジムの選手、ほってきぼりで練習させていただきありがとうございます。人間って歳にかなわないと言われますが、僕の先輩の水野さんが42、43歳で強くなっていて、僕も頑張らないとなといつも感じています。最後まで見てください」と語った。