▼第22試合 プロ対抗戦 キックルール 71kg以下
×才賀紀左衛門
KO
〇細川一颯
才賀は空手をバックボーンに持ち、2007年大晦日のK-1甲子園でデビュー。K-1、Krush、シュートボクシング、REBELSなど様々なリングを渡り歩き、2014年10月からはMMAにも参戦。2015年12月に所英男、2016年9月に山本アーセン、2017年12月には朝倉海ともRIZINで対戦している。2020年12月、K-1復帰を果たして卜部弘嵩と対戦したが、ローブローを受けて試合続行不可能となり、2Rでの反則勝ちとなった。2021年12月のK-1で玖村修平に初回KO負けを喫した試合が最後となっていた。戦績は21勝(4KO)9敗2分。
対戦相手に名乗りをあげたのは細川一諷。才賀と同じく空手出身で、元THE OUTSIDERで現在はBreakingDownで活躍する萩原裕介の会社の従業員。喧嘩自慢地区対抗戦に北関東代表として出場し、ダイスケから勝利を収めると、朝倉未来YouTubeチャンネルの企画「喧嘩自慢100人」で勝ち残り、年間1000万円の契約を勝ち取った男だ。
1R、才賀は細川のヒザに合わせて飛び込んでの左フック。前に出る才賀の右フックには細川が左を合わせる。才賀が左右フックで前へ出ると細川は組んでのヒザ。才賀は攻撃の手を休めず左右フックで間合いを詰めて手数を出す。細川は勢いに押されながらもヒザや左ストレートを返した。
判定は0-0でドロー。延長戦へ。細川は左右ミドルを蹴ろうとするが、そこへ才賀が距離を詰めて左右フックを打って来る。細川の蹴り足をキャッチしてコカしたり、バランスを崩してパンチを打ち込む才賀。しかし、細川が打ち合いに持ち込むと右フックが強烈にヒット。後頭部に入ったか際どい当たりだったが、才賀は顏からマットに崩れ落ち、そのまま担架送り。細川のKO勝ちとなった。