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【BreakingDown】バンタム級トーナメント開幕戦、優勝候補の冨澤大智「俺がここで見せたいと思っているのは喧嘩を超える格闘技」

2023/11/22 21:11
 2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ『BreakingDown 10』の前日記者会見が、22日(水)都内にて行われた。  今大会からバンタム級トーナメントが開幕。朝倉未来CEOは「どの団体にもチャンピオンが存在していて、ベルトは実力を底上げしていくものだと思うので、そのために今一番盛り上がっているバンタム級で初代のベルトを作りました」と趣旨を説明。  第24試合のバンタム級トーナメント準々決勝で山川そうきと対戦する秋元優也は「このトーナメントは自分にとって物凄いチャンスと思っていて。1回戦は申し訳ないけれど興味がない相手、山川くんなんですけれど、これに勝たないと次がないのが分かっているのでとりあえず圧勝させていただいて。前に座っている虎之介くんでもいいですし、ダンチメンとか冨澤とかそういうところとやりたいと思っているのでよろしくお願いします。バチバチで行くので。あまり下がられるとつまらない試合になってしまうので、下がらないで殴り合おう。よろしく」と、殴り合いを求める。  山川は「ぶっちゃけ、秋元選手は嫌いなわけじゃないので、謎に煽り合う必要はないんですけれど、僕も出るからには優勝を狙っているんですよ。その道を邪魔してくるなら、しっかりとぶっ倒して這いつくばらせてやりますよ。明日、殴り合おうよ」と受けて立った。  第25試合のバンタム級トーナメント準々決勝で、かずきんぐと対戦する井原良太郎は「正直、この試合は役者不足すぎるので僕の通過点にしかならない。僕が目指しているのはベルトなので、ベルトを獲るにあたって一番盛り上がる試合とか相手とやりたいと思っているので、横にいる虎之介、お前があそこにいるエセ格闘家軍団、倒して上がって俺と決勝でやろうぜ」と、虎之介と決勝で戦いたいとする。  カズキングは「前回に引き続き2回目の出場となりました。対戦相手の井原選手は足立区喧嘩自慢、ザ・喧嘩自慢って感じがするので面白い試合が出来るかなと。リスペクトを持って今回もぶっ倒そうと思っているので。僕も狙うはテッペンですし、僕は冨澤選手に前回のオーディションで選んでもらえなかったので、この機会に当たって自分の気持ちを全力でぶつけたいと思っています。明日は面白い試合をしようと思っているのでよろしくお願いします」とコメント。  第26試合のバンタム級トーナメント準々決勝で、ダンチメン・あつきと対戦するとしぞうは「自分は5から出させてもらって。いろいろなことがたくさんあったBreakingDownだったなと思って。この10のメモリアル大会に出場出来ているのも自分は持っているんだなと思っている。いろいろな過程はあったものの、最終的に結果を出したヤツが絶対に正しいと思っているので、俺はこのベルトを必ず獲りに行きます。絶対的に俺が獲った方がこのBreakingDownは盛り上がると思うので、必ず今まで起きた結果とか過程を絶対大事にして、俺がBreakingDown 10で一番花を咲かせてやろうと心から思っている。今までの俺とは違うところを存分に楽しんでほしいですね」と、今までの自分とは違うとする。  そんなとしぞうにあつきは「ピーピーうるさいな、補欠くん。補欠として出場できたのはラッキーだけど、初めての失神KOするってなると気の毒でしょうがない。このトーナメントが決まった時点で、俺は冨澤さんぶっ飛ばすことしか考えてないから、目の前に現れたヤツは全員ボコボコにして。視聴者が見たいのは俺と冨澤さんの試合だと思うから、楽しみにしていて。明日はド派手なKOをお見せします」と、他の出場者は眼中にないとした。  そして、最終試合の第27試合バンタム級トーナメント準々決勝は再戦となる虎之介と冨澤大智。虎之介が「冨澤くん、やっとやれるよ」と言うと、前回勝利した冨澤は「まだ早いんじゃない?」と余裕。  冨澤が「勝てそう?」と問いかけると、虎之介は「勝てるか負けるかはリングに上がってみないと分からんけん。あのヒザはえらい効いたよ。めちゃめちゃね。分かるよな、この先は。覚えておけよ」と目をギラつかせながらのリベンジ宣言。  冨澤は「やっと楽しみになってきました。正直、今回はあまりやる気なかったんだよね。さっき面と向かって会うまでは。2~3カ月程度のトレーニングで俺に勝てると思っているのは勘違いしているんじゃないかと思ったんだけれど、でもいいツラして来てくれたからやっと楽しみになってきた」と、虎之介の表情を見て試合が楽しみだとする。  続けて「BreakingDownって喧嘩だったりとか、手を出したりとか、そういうことで数字を取っているのはもちろんあるし、それが本当の格闘技よりも数字を取っているっていうのはもちろんあるんだけれど、賛否があるのはいいことなんだけれど、俺がやっているのは格闘技だから。喧嘩が格闘技より数字を持っているかもしれないけれど、それを俺が超えたいと思っているし、俺がここで見せたいと思っているのも喧嘩を超える格闘技なので、どの試合よりも一番見て欲しいと思っています」と、虎之介の喧嘩に格闘技で勝ちたいとし、BreakingDownで格闘技を見せたいと力説。  最後には「僕が勝ったらトーナメントの並びを変えてもらいたいと思ってて。ね、あつきくん。俺と決勝でやろうよ」と、トーナメントの枠を入れ替えて自分とあつきが決勝でやる形にして欲しいと提案する。これにあつきも「賛成。勝ち上がれば冨澤さんと当たると分かっているから、1回戦でもどこでもいいんだけれど、視聴者の皆さんもそういう声が多いと思うから11のメインで俺は冨澤さんとやれたら一番いいと思っている」と賛同した。  虎之介は「勝手に話を進めるなよ」と間に入るが、冨澤は無視して「他のヤツらには興味ない。新参者が俺とベルトを争うのは役者不足だと思っているので、あつきくん、俺と決勝でやろうよ」と言い放つ。  この提案を受けて朝倉未来CEOは「元々そういうつもりだったんですけれど、11はその日に優勝者が決まるので正直どっちでもいいのかなと思う。決勝がメインになると思うんですけれど、その方が盛り上がるのであればそういうことも考えます」と答えた。  しかし、納得がいかないのは冨澤と1回戦で対戦する虎之介だ。「なんて? 今なんて言った?」と突っかかると、冨澤は「前回よりもひどいめに合わせてやるからな、覚悟しろよ。なんて、じゃねえんだよ」とする。虎之介も「まだやってもいないのに分からねえだろ、勝手に話を進めているんじゃないよ、この野郎。それで負けたら恥ずかしいよ」と、冨澤の独走を阻止するとした。  最後に冨澤はカメラに向かって「見てて。獲るからね、このトーナメント。誰にも渡さないから」と優勝宣言した。
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