▼第7試合 フライ級(57.0kg)5分3R
〇メイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)
[判定3-0]
×フェリット・ギョクテペ(トルコ)※
※ジャスティン・スコッギンスは健康上の理由でドクターストップ、欠場
アゼルバイジャンのマメドフは、Eagles FCフライ級王者。2015年のKunlun FightでプロMMAデビュー後、白星と黒星を繰り返していたが、Eagles FCで連勝。2022年10月にRIZIN初参戦を果たしたが、手塚基伸の三角からのヒジ打ちにレフェリーストップによるTKO負け。23年4月の「RIZIN.41」で中村優作と対戦し、オーソから右の差し合いをかわしてすぐの左の返しでダウンを奪い、23秒 TKO勝ち。本来のハンドスピードと強さを発揮した。
スコッギンス欠場の代わりに緊急参戦のギョクテペは、25歳と若くMMA戦績4勝1敗。「Baku Open Grand Prix 2022」バンタム級で王者となっている。2つのギロチンチョークによる一本勝ち以降は、2つの判定勝ち。オーソからの思い切りのいい左右の打撃を持つが、粗削りな戦いは、6勝6敗のマメドフ相手にどこまで通じるか。
🇦🇿Mehman Mamedov only needed 23 seconds last time out!
How fast will this one end?!
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ギョクテペの黒星は、2022年1月のイスファク・セイード戦の判定負け。そのセイードは2023年9月に『One Friday Fights 32』に出場し、コンスタンティン・マラレスクルに判定勝ちで5連勝をマークしている。
トルコ、アゼルバイジャンを主戦場とするスクランブル参戦のギョクテペはビッグチャンスをモノにできるか。
1R、マメドフが左右を振ってギョクテペの打ち返しにカウンターのダブルレッグテイクダウン! 階級上のギョクテペを下にさせるとギロチンチョークにも警戒し、強いパウンド! 金網まで押し込み、頭を殺してパウンド。
下のギョクテペは出血しながらも腕十字を狙うが浅い。足をさばいてサイドを奪うと、グラウンドヒザ! ケージを蹴って返そうとするギョクテペの脇を差したまま押さえ込むマメドフはサイドからクルスフィックスでヒジ! 右手を足の間から抜いたギョクテペ。
2R、バックキックから詰めて早々にシングルレッグテイクダウンのマメドフ。フルガードのギョクテペにヒジ、パウンド。トップキープ。
3R、オーソから右ミドルを打ってそのままケージに押し込みテイクダウン、すぐにパスしてサイドからパウンドするマメドフ。脇を差して押さえ込むマメドフにギョクテペはケージを蹴るも返せず。ハーフからフルガードに戻すと、マメドフはギョクテペの頭をケージに向けて押し込む。マット側に頭を移動させるギョクテペをケージ側に押し込むマメドフ。
頭を抱えたギョクテペから頭を抜くマメドフは再びパスガード。上四方からヒザ、押し込み、ゴングに咆哮した。
試合後、マメドフは「ご来場ありがとうございます(場内から大歓声)。このような素敵なイベントありがとうございます。チームのみんなに感謝します。応援ありがとうございます」と語り、大きな拍手を受けた。
Mamedov cuts open Gotkepe early!
— RIZIN FF English (@rizin_English) November 4, 2023
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