▼第3試合 ライト級(71.0kg)5分3R
×イリヤール・アスカノフ(カザフスタン)12-6-0
[判定0-3]
〇ヴラディスラヴ・ルドニエフ(ウクライナ)8-0-0
カザフスタンとウクライナのグラップラー同士による一戦。
アスカノフはリードハンドである左手の打撃で相手の距離をコントロールしつつ必殺のシングルレッグから寝技に持っていくスタイルで、一度グラウンドに持ち込んだら圧倒的粘着質で相手に立つ事を許さない強力なグラウンドコントロール力を持ち、これを続けられるスタミナを持ち合わせている。
対するルドニエフは幼少の頃よりコンバットサンボに打ち込み欧州、そして世界の選手権で優勝を重ねてきたコンバットサンボファイター。サウスポーの構えから繰り出される左ストレートは重い。
1R、サウスポー構えのルドニエフは左ストレート。オーソのアスカロフはシングルレッグからダブルレッグテイクダウン。下のルドニエフはフックガードから立ちに。その背中に乗るアスカロフ。立って背負って落としたルドニエフ。着地したアスカロフ。アスカロフは右の蹴り。ルドニエフは左ストレートからダブルレッグも差し上げるアスカロフ。
2R、詰めてダブルレッグテイクダウンはアスカロフ。上のアスカロフはヒジ。しかし、出血したのは上のアスカロフ。ルドニエフは蹴り上げられず。アスカロフは背中を見せながら立とうとするが、そこでバックに回るアスカロフ。ルドニエフは正対して立ち上がり。シングルレッグへ。尻をついたアスカロフは多量の出血。
3R、左ストレートを突くルドニエフ。アスカロフはシングルレッグへ。切るルドニエフ。続くアスカロフのダブルレッグを切ると、自らダブルレッグへ。ここはアスカロフも差し上げる。左を振るルドニエフに、アスカロフはシングルレッグを回して崩して金網に押し込み。ヒジを落とすルドニエフに、アスカロフも押し込みながらこつこつ右ヒザ。ルドニエフが鉄槌を落としてゴング。
ここまでのレフェリーは海外公式だが、読み上げられた判定はJMOCのオフィシャル。判定3-0でルドニエフが勝利した。
Askanov drops Rudniev in round 2!
— RIZIN FF English (@rizin_English) November 4, 2023
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