▼女子ストロー級(※56.7kg)5分3R
〇三浦彩佳(日本)
[1R 2分09秒 あやかロック] ※スカーフホールド・アメリカーナ
×メン・ボー(中国)
\🇯🇵 三浦彩佳が登場 🇯🇵/
— ONECHAMPJP (@ONECHAMPJP) November 4, 2023
“あやかロック”を武器とする三浦は
強打のメン・ボー🇨🇳と対戦🔥
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🗓 11月4日 午前9時 | @ayk917m #WeAreONE #ONEチャンピオンシップ pic.twitter.com/RlW4OfIw1n
三浦は、柔道ベースで首投げからのVクロスを得意技とし、2019年2月からONE Championshipに参戦。3連勝後にティファニー・テオに敗れるもハヤネ・バストスに一本勝ち。しかし王者ション・ジンナンに判定負けし、2022年4月のダヤン・カルドーゾ戦でも2R 負傷TKO負けでMMA2連敗中。
2023年2月にグラップリング戦で復帰し、バックを取らせての首投げを見せるなどダニエル・ケリーに判定3-0で敗れるも、新たなアプローチでケリーを苦しめている。
しかし、その後はなかなか試合が決まらず「現実的な話をすると競技者として、1番大事な時期だと感じている」と試合を熱望する投稿をし、「身体だけは仕上がってるんだよな」といつでも試合が出来る状態にあるとアピールしていた。MMA11勝5敗。
対するメン・ボーはMMA21勝6敗。13歳でテコンドーを始め、散打も学び、2013年にMMAデビュー。2018年から7連勝も、リトゥ・フォガットに判定負けし、ティファニー・テオに2R 一本負け。しかし、その後、ジェネリン・オルシムを1R KOに下すと、2023年4月には三浦が敗れているダヤン・カルドーゾを相手に長い打撃を当てて、スクランブルでも渡り合い判定勝ち。2連勝で王者ション・ジンナンとのタイトル戦をアピールしていた。
スタンドでオーソから長い左右に加え、カルドーゾ戦で見せたヒジ打ちも脅威のメン・ボーは、カルドーゾのテイクダウンにもリング中央でレッスルアップ、あるいは相手のチョーク狙いにも正対してコーナーを使って立ち上がっている。
三浦は、リングで行われる今大会でメン・ボー相手にいかに得意の投げに繋げるか。分かっていてもかかる強力な首投げを警戒されるなか、それをダミーに新たなアプローチも見せたい、大一番だ。
1R、ともにオーソドックス構え。先に左ローの三浦は遠間から前足を取りに行くと、潰したメン・ボーがバックから鉄槌。しかし下から首を抱えたまま三浦はうつ伏せ・亀を狙い、引き手を引いて、首を巻いて袈裟固めに!
左手で首を巻き、右でパウンド。メン・ボーの左腕を右で掴んで両足に挟んでVクロス=あやかロックを極めた!
"Ayaka Lock"🥋 "Zombie" taps out Meng Bo with her signature submission in Round 1!
— ONE Championship (@ONEChampionship) November 4, 2023
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リング上で三浦は号泣して長南亮代表とがっちりハグ、歓喜のガッポーズを見せた。
試合後、三浦はONEのインタビューに「ありがとうございました。それしかないです。これを今日1日やると思います。みんなにお礼を言って行ったら毎回泣いてしまうと覆います。5分3R、ぐちゃぐちゃでも勝つと思っていたので、勝ててよかったです。鼻血が出ていたので打撃が強いなと。レフェリーが止めるまで絞ろうと。
(試合後の長南代表との熱いハグは)あんなに飛びついたのは初めて、ONEのデビュー戦のときも飛びつきましたが(笑)。(今後は)ここに集中していたので、(王者のシヨン)ジンナンとできたら。目標はONEでベルトを獲ることなので、組んでいただけるなら。ダメージもないのですぐに練習します。レスリングも強化して、いろんなテイクダウンの仕方とか、パニックにならないように学んできたので、次はテイクダウンして一本勝ちしたいと思います」と語った。