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【ONE】ムエタイ王者ハガティーがMMA王者アンドラージをKO!キック王座も獲得。タイ・ルオトロが勝利で兄弟グラップリング王者に!“裏あやかロック”で三浦彩佳がメン・ボーに号泣一本勝ち、モラレスがスーパーガール撃破!

2023/11/04 09:11

▼キックボクシング・ストロー級/5分3R
×ジェン・ペイメン(中国)
[判定1-2]
〇ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)


“中国の天心”の異名を持つ19歳のペイメンは、中国「EMLegend」等で活躍し、23勝18KOをマークするなど“最強中学生”として話題となり、2022年3月にONEデビュー。サムエーが持つONEストロー級(56.7kg)ムエタイ世界タイトルマッチにも挑戦経験があるジョシュ・トナーと対戦し、2RでKO。7月大会ではアスランベック・ジクレーブを判定で破り、10月にはジョナサン・ディベラとのONE世界ストロー級キックボクシング王座決定戦を迎えたが判定で敗れた。2023年3月、ロシアのトレプチ・ドガクに判定勝ちして再起を飾っている。

 ボテーリョは2015年4月のK-1に来日し、寺戸伸近に判定負け。2018年6月にONEで小笠原裕典に逆転KO負け。同年12月にはパンパヤックに判定負けも、2019年3月には渡辺優太に判定勝ちでONE初白星。しかし、その後はスーパーレック、内藤大樹、品川朝陽、アスランベック・ジクレーブに泥沼の4連敗を喫している。

 1R、前に出るのはペイメンで左ボディからの左フック。これにボテーリョはジャブで対抗する。

 2R、ペイメンはさらに圧を強めて前に出ると左フックでボテーリョをダウン気味に倒す。右ハイキック、左ミドル2連打。ボテーリョもワンツーを返して応戦する。ペイメンの前進を前蹴りで止めようとするボテーリョだが、ペイメンはその蹴りに右を合わせに来る。

 3Rも右ストレートを中心に前へ出るペイメンだが、ボテーリョも蹴りからの右ストレートで迎え撃つ。打ち合うボテーリョにペイメンの右フックがヒット。ボテーリョも左右フックからヒザを突き刺す。

 退かずに打ち合うボテーリョにペイメンの右フックがヒットし、ボテーリョが片膝をついたが試合は続行。すかさず両者打ち合い、ボテーリョも対抗したが、ペイメンの左ボディが決まるとボテーリョの動きが止まる。そこへペイメンが左ミドルの連打を見舞い、はっきりと差をつけた。

 かと思われたが、判定2-1で勝利したのはボテーリョ。2度のフラッシュダウンを奪い、ボディを効かせ、アグレッシブさでも優っていたペイメンだが、打ち合いでボテーリョが細かく当てていたのをとったのか。ペイメンにとっては厳しい判定となった。

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