▼第4試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
〇吉岡ビギン(team ALL-WIN/9+ nine plus lab./第6代Krushバンタム級王者)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
×板橋武留(健成會/初代Bigbangバンタム級王者)
吉岡は2020年3月大会で第4代Krushバンタム級王者・晃貴から合計3度のダウンを奪って判定勝ち。「第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント」では池田幸司、黒田斗真、橋本実生に勝利して第6代王座に就いたが、2021年3月の初防衛戦で計量をクリアできなかったため王座ははく奪。試合も減点が響いて壬生狼一輝に敗れ、そこから2023年2月の白幡裕星戦まで4連敗となっている。戦績は12勝(1KO)5敗2分。
板橋は2021年10月のKrush-EXでデビューした新鋭で、デビューから4連勝(1KO)を飾るも2022年9月に松本陸に判定で敗れた。2023年1月のBigbangで復帰戦にしてBigbangバンタム級王座決定戦に抜擢され、萩原秀斗を判定に破り王座に就いた。戦績は5勝(1KO)1敗。
1Rからサウスポーの吉岡は左三日月を狙い撃ち。板橋は左ローで対抗する。
2Rも左三日月を狙い、右フックからの左ミドル、左へ回り込みながら相手が追ってきたところへ左ストレートを直撃させる吉岡。しかし、板橋に右ヒザをボディに突き上げられるとペースダウン。板橋は右ヒザと右ミドルでボディを攻めていく。
3R、板橋の右ヒザに左フックを合わせる吉岡。板橋も右ストレートで勝負をかける。吉岡はこのラウンドはあまり蹴りを出さず、左の強打を一発放ち、板橋へ的確に当てていく。前へ出て右ストレートを打つ板橋だが吉岡はかわしていき、判定3-0で吉岡が勝利を収めた。