▼第8試合 ライト級 3分3R延長1R
〇弘輝(WORLD TREE GYM)
KO 3R 1分15秒 ※左カーフキック
×REITO BRAVELY(BRAVELY GYM)
弘輝は2020年6月にKrush初参戦を果たしたサウスポーで、初陣ではSEIYAを3Rでマットに沈めた。その後は朝久泰央と龍華にKO負け、東本央貴に判定勝ちも里見柚己、大沢文也、鈴木翔也に3連敗を喫した。しかし、2022年6月の明戸仁志戦でKO勝ちすると9月の伊藤健人戦で判定勝ちとK-1 GROUPで初の連勝。12月のK-1では篠原悠人に判定で敗れている。戦績は9勝(6KO)7敗1分。
REITOはジュニアムエタイで三冠王となり、16歳でプロデビュー。2019年10月にKOSスーパーフェザー級王座、2020年12月にはM-1 JAPANライト級王座を獲得。2022年4月のKNOCK OUT初参戦ではスアレック・ルークカムイから得意の左ストレートでKO勝利を収めている。また、2022年10月のRIZINではわずか34秒、左ハイキックでTKO勝ち。2023年4月にはKNOCK OUTで鈴木宙樹に判定で敗れ、戦績を13勝(6KO)5敗5分としている。
1R、REITOは前蹴りを多用してミドルとジャブで弘輝を近付けさせない。サウスポーの弘輝は左カーフと踏み込んでの左右ボディ。左カーフを蹴った弘輝にREITOがカウンターの左ストレートで吹っ飛ばし、ダウンを奪う。 2R、弘輝は左カーフを連発してREITOがこれに反応を示す。REITOは前蹴り、ワンツーで対抗するが、ヒザを蹴る時につかんでしまう。弘輝は左ボディも打つ。REITOは左ミドルとヒザ、カーフを蹴られないように接近するが組みが目立つ。
3R、左カーフキックの連打でダウンを奪い返す弘輝。REITOは前蹴り、ワンツーと組み付きで対抗するが、弘輝の左カーフで再びダウン。立ち上がろうとしたREITOだったが、レフェリーがストップ。弘輝が逆転KO勝ちに成功した。
バッティングで顔面を主に染めた弘輝だが、満面の笑みを浮かべ「復帰戦血まみれで俺みたいに倒されてもいいから倒しに行く選手がチャンピオンにふさわしい。あと大阪。みんな大阪へ来るよね」と、タイトル挑戦と12月のK-1大阪大会出場をアピールした。