▼セミファイナル(第9試合)ウェルター級 3分3R延長1R
〇海斗(LEGEND)
KO 1R 2分36秒 ※3ノックダウン
×大輝(ハリケーンジム/チーム男鹿キック/Bigbangウェルター級王者)
海斗は『THE OUTSIDER』を経て2017年10月にKrushデビュー。強靭なフィジカルの強さを活かした攻撃力を誇り、戦績は8勝(6KO)5敗。2020年3月の「第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメント」に出場したが木村“フィリップ”ミノルの剛腕の前にマットに沈み、同年8月の「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」では近藤魁成にKO負け。2021年3月に寧仁太・アリにKO負け、12月には安保瑠輝也にKO負けと泥沼の4連続KO負けを経験したが、2022年8月の幸輝戦でKO勝ちして再起したのも束の間、2023年3月の松岡力戦で判定負け。
大輝は今回がKrush初参戦。地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王座を獲得。2023年4月には野村太一を破りBigbangウェルター級王座に就いた。6月にはK-1で野杁や安保と対戦したプライチュンポンにも判定勝ちしている。戦績は7勝(4KO)無敗。
1R、右カーフの蹴り合いから、海斗が左ミドルを蹴ると大輝はジャンプしてのフックを打つ。前に出る海斗だがそこへ大輝が右カーフを蹴っていき、海斗はダメージを感じさせる反応に。
勢いに乗る大輝は右カーフ、右ストレートと攻勢に出るが、海斗が勝負をかけて左右の連打で大輝にロープを背負わせ、左フックでダウンを奪う。
さらにラッシュをかける海斗が左フックでダウンを追加。最後はコーナーへ詰めての左右フック連打を見舞ったところでレフェリーが試合をストップした。
歓喜する海斗は「大輝選手、ありがとうな。ベルトを2本持ってるって言ってたけれど何の意味もなかっただろ、これがKrushじゃ、ボケっ!」と勝ち誇った。