▼第2試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇黒田勇斗(K-1ジム心斎橋チームレパード)
延長R 判定3-0 ※10-9×3
×紫苑(KIZUNA田川本部道場)
※本戦の判定は30-29、30-30×2。
黒田は2018年5月からK-1 JAPAN GROUPに参戦し、林勇汰、森坂陸、蒼士、椿原龍矢、小倉尚也らと対戦。2021年8月・10月に行われた「第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝に進出するも璃明武に敗れ、2023年2月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で金子晃大に敗れ、10月には倉田永輝にも敗れて3連敗を喫したが、2023年6月に加藤和也から勝利を収めた。戦績は6勝12敗1分。174cmの長身を誇る。
紫苑は福岡を拠点として2020年11月のK-1福岡大会でK-1 GROUPに初参戦。野田蒼に敗れ、翌年の福岡大会でも永坂吏羅に敗れたが、10月のKrush-EXではKO勝ち。2022年5月のKrush.137で本戦初出場を果たすも倉田永輝にKO負け。11月のKrush-EXはドローに終わるも2023年5月のEXで豊田優輝に判定勝ち。戦績は5勝(3KO)3敗1分。
1R、黒田は右カーフと左ミドルを蹴りつつ、ワンツーを打ち込んでいく。紫苑は下がり気味だが、黒田の打ち終わりに左フックを狙う。手数はジャブも細かく突く黒田が多く、紫苑は少なめ。終盤、黒田の右カーフに紫苑は大きくバランスを崩した。
2R、紫苑は黒田の打ち終わりへのリターンを徹底的に狙う。左フックの相打ちもたびたび見られた。前へ出る黒田が左右ボディの連打を打てば、紫苑はそこへ左フックを返してくる。手数の多さで黒田か。
3R、黒田はジャブを突いて紫苑を打ち気にさせると右ロー。紫苑は左右フックで自分から仕掛けるもなかなかクリーンヒットが奪えない。黒田が左ボディ、紫苑が左フックを打って応戦して本戦終了。ジャッジ1名が黒田を支持するもドローとなった。
延長Rも紫苑は手数が少なく、黒田は右カーフから意表を突く飛びヒザ蹴り。さらにジャブを突き、なおも打ち終わりを狙ってくる紫苑に対抗する。判定3-0で黒田の勝利となった。