▼第4試合 キャッチウェイト (116 LBS) ムエタイ 3分3R
×ジョムホート・オート・ムエタイ(タイ)
KO 2R 0分54秒 ※3ノックダウン
〇ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)
サウスポーのジョムホートは2008年に7チャンネルのライトフライ級王者になると、2014年にはスーパーフライ級も制して2階級制覇。このスーパーフライ級王座は2度防衛後に手放したが、2018年に返り咲いて3度防衛、さらに2022年にも返り咲いた。また、2013年にはWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王座、2015年にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座にも就いている。2023年3月の『ONE FRIDAY FIGHTS 8』で初参戦しTKO勝ちを収めたが、6月の『22』ではアクラム・ハミディにTKO負け。戦績は107勝38敗1分(KO数は不明)。
ソンチャイノーイはS1ジュニアバンタム級王者の肩書きを引っ提げて2022年9月のNJKFに初来日すると、塚本望夢を1RでKO。2023年4月には『BOM OUROBOROS 2023』で名高・エイワスポーツジム(吉成名高)に3RでKO負けを喫したが、強烈な攻撃の数々で「攻撃の威力が物凄くて試合中に痛いなって思ったのは久しぶりでしたね。それくらい強烈でした」と名高に言わしめた。2023年7月の『BOM』にも来日し、重い左右ローキックで場内をどよめかせ、5Rには首相撲からのヒザ蹴りでジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来)に判定2-0で勝利している。所属するゲッソンリットジムは、K-1など日本で大活躍したチャンプアを輩出したジムだ。
1R、左ハイを空振りしたジョムホートにソンチャイノーイが右スイングフック。ジョムホートがヒザを着くがこれはダウンにならない。その後も強烈な右を狙っていくソンチャイノーイにジョムホートは左ミドル。そのミドルをキャッチしたソンチャイノーイの左フックがヒットし、ジョムホートが崩れたように見えたが首相撲に持ち込む。ジョムホートの左ミドルに右ヒジを返すソンチャイノーイ。
2R、左右フックを振り回していくソンチャイノーイの左フックがヒットし、ジョムホートはダウン。一気にまとめるソンチャイノーイが左フックでダウンを追加し、最後は前蹴りで飛び込んだソンチャイノーイが着地と同時に右ストレートを叩き込み、3ノックダウンで圧勝を遂げた。ソンチャイノーイにはボーナスが支給された。