▼第15試合 ウェルター級-70kgキックボクシングルール 3分1R
〇豊樹=69.95kg
判定3-0
×蛇鬼将矢=70.0kg
蛇鬼は地下格闘技出身で、2020年10月にNKBウェルター級王座を戴冠。2021年11月にRISE初参戦を果たし、現RISEウェルター級王者の中野椋太に2R KO負けを喫したが、2022年3月に行われた『RIZIN.34』ではこうたとダウン応酬の末にKO勝利を挙げた。8月の大阪大会ではオープンフィンガーグローブマッチで萩本将次と三者三様のドロー。今年1月のRISEでは宮城寛克に延長戦で敗れている。戦績は11勝(5KO)9敗2分。対する豊樹はNARIAGARIで2勝を収めている。
まずローを蹴っていく両者。豊樹は前蹴りで蛇鬼の突進を止めていく。蛇鬼の右ローには右ストレートを合わせる。蛇鬼は思い切り右フックを振っていき、ジャンプしてからの右ロー、そしてジャブ。二段蹴りを繰り出す蛇鬼に豊樹は右ロー。邪気は後ろ蹴りを繰り出し、豊樹の右ストレートには右ストレートを返す。最後の打ち合いになったところで豊樹の左フックが相打ちのカウンターでヒット、蛇鬼を大きくグラつかせる。すかさず飛びヒザ蹴りから襲い掛かる豊樹。
判定は3-0で豊樹がプロの元王者を破る番狂わせを起こした。豊樹は「まいど! とりあえずみんなの声、最高に聞こえていました。今回、蛇鬼選手凄い強い選手と分かっていて、RISEにもRIZINにも出ている蛇鬼選手に勝つって、ほんまに成り上がりだと思いませんか? 3分1Rかもしれないけれど自分らはこの3分1Rに全て懸けています。ごちゃごちゃぬかしている奴ら、このリングに上がってこい。いつでも成り上がりに来い。絶対にそんな甘くない。自分はまだまだひよこちゃんですが格闘技をしたいので、ちやほやされたいので皇治さんよろしくお願いします」とアピール。
皇治は「今度は3分3Rで再戦してもらいたい」と、豊樹と蛇鬼の本格的なプロルールでの対戦を提案した。