▼第21試合 -67kg級 MMA 5分2R
〇寒天マン(日本)=66.75kg
腕十字
×フェリペ”キングハンター”マソーニ(ブラジル)=66.4kg
正体不明ではないマスクマンの寒天マンはRIZINやHEATで活躍したMMAファイターの春日井“寒天”たけし。現役は引退しているが、地元を盛り上げるためにマスクマンとしてNARIAGARIのリングに上がる。
マソーニは三浦孝太(BRAVE)と2021年大晦日の『RIZIN』で試合が組まれていたが、新型コロナウイルスの感染拡大による入国規制でマソーニが入国できず。2022年5月の『RIZIN LANDMARK vol.3』で再び同カードが組まれたが、今度は三浦の首の怪我により中止に。2022年7月の『RIZIN.37』で3度目が組まれ、両者とも前日計量をパスしたが、計量後に三浦が発熱および喉の痛みなどの体調不良を訴え、検査を受けたところ新型コロナウイルスの陽性判定を受けて欠場。試合が一度も行われることがなかった選手だ。
寒天マンはいきなりダブルレッグからテイクダウン、サイドへ動いて顔面へヒジ。マソーニが立ち上がろうとしたところでフロントチョークに。しばらくその状態が続いたが、マソーニは首を抜くことに成功。寒天マンはオープンガードから腕十字。マソーニは足を寒天マンの首にかけ、クラッチを組んで耐える。なんとここでマソーニの足が寒天マンのマスクに引っかかり、マスクが脱げそうになるアクシデント。起き上がって再びオープンガードに入れた春日井は、パウンドを打とうとしたマソーニに最後は腕十字を極めた。リングには青木真也が飛び込み、一緒に勝利を喜んだ。
寒天マンはマイクを持つと「みんな、ヘルシーだよ。すっごいヘルシー。ここで大事なお知らせがあります、皇治さん、次はそこへ座らせてください」と解説席に座らせてくれとアピール。解説の青木真也が「お前は春日井だろ」と藤波辰爾風にツッコムと「よく言われるんですが、違うんですよ」と言って去っていった。