▼第16試合 フェザー級キックボクシングルール 3分1R
×吉田 仁=61.45kg
KO
〇ペットサムイ・シムラ(タイ/志村道場)=61.8kg
ペットサムイはエークピカートから改名。2013年3月に初来日し、石井宏樹が保持していたラジャダムナンスタジアムのスーパー・ライト級王座に挑戦。強烈なヒジ打ちで石井をマットに沈めて、同王座を手に入れた。頑丈な肉体とパンチ・ヒジ打ちで前に出る好戦的なスタイルで186勝(43KO)42敗6分の戦績を誇る。2022年12月にK-1初出場したが、与座優貴に大差の判定負け。今年2月にはKrushで横山朋哉に判定で敗れた。迎え撃つ吉田は戦うシングルファーザーで、プロ選手にNARIAGARIで2連勝。
吉田は右カーフを連打し、右ロングフックで前に出てくるペットサムイにテンカオを突き刺す。前に出るペットサムイが吉田をコーナーに追い込むが、吉田もパンチのコンビネーションで対抗。ペットサムイも右ローを蹴っていき、右カーフ。吉田が左ボディを打ったところへ右フックを合わせてペットサムイがダウンを奪う。右カーフで対抗する吉田にペットサムイは前へ出続けて右アッパーから右フック、さらにヒザ蹴り。左ボディ、右カーフでダウンを追加。最後にもう一発右カーフを蹴り、吉田が崩れ落ちてペットサムイのKO勝ちとなった。
ペットサムイは「僕は梅野と戦いたい。RIZINでもどこでも行きます」と梅野源治との対戦をアピール。皇治は「あのひょっとこ、NARIAGARIに呼びますか。ヒジありやったことない素人とばかりやってないで、ペットサムイとやって欲しい。俺、あのひょっとこを呼びますよ」と、梅野をNARIAGARIに招聘して実現させたいと話した。