▼第19試合 バンタム級キックボクシングルール 3分1R
〇元太郎=54.60kg
判定2-1
×矢島直弥(TSK japan)=54.85kg
元太郎はドラゴンボクシングスタジアムでのアマチュア大会優勝2回、K-1アマチュアでA&Bクラス優勝、K-1アマチュア全日本大会準優勝など23戦の経験を積み、2023年2月の『NARIAGARI』第1回大会に“BAD PRINCE”のキャッチフレーズで出場。プロで4勝1敗の悠里から延長戦で勝利を奪った。7月のDEEPとNARIAGARIの対抗戦にもNARIAGARIチームの一員として出場し、ここでもプロMMAファイターの琥を1RでKOしている。『ウルフルズ』のギタリスト=ウルフルケイスケの息子。
プロキックボクサーの矢島は元WPMF日本フライ級王者&元蹴拳フライ級王者で、この大会での浮上を狙うが、第1回NARIAGARIでBreakingDownのとしぞうにパンチのみのスタンディングバウトルールで敗れた。
ゴングと同時に矢島がラッシュを仕掛け、元太郎は意表を突かれたがすぐに押し返す。サウスポーから左ストレートを繰り出す元太郎に矢島は左ハイキック。前に出る矢島だが元太郎は左ミドルを2発命中、さらに左ストレートも。それでも前に出る矢島だが元太郎が左フック、ヒザとヒットを奪う。さらに左でヒットを奪っていく元太郎は矢島が近付くと左ヒザ。矢島はジャブから右を繰り出すが、動いてかわしながらヒザ、左ストレートを打つ元太郎をなかなか捉えることが出来ない。それでも前に出てパンチを繰り出す矢島。元太郎は動きを止めず攻撃を当てる。
判定は2-1と割れ、元太郎が元2冠王に勝利した。「全部勝って矢島選手にたどり着きました。そして今日矢島選手という壁を越えました。俺は皇治さんを超えたいと思っていて、俺から矢島選手を指名しました。オーディションでめちゃくちゃ目立っている癖に試合に来てないとしぞうくん、NARIAGARI Vol.3で会いましょう」と、としぞうを次の相手に指名。
しかし皇治は「としぞうよりももっと上の相手がいいでしょう。もっと高みを目指してほしい」と、としぞうよりも強い相手を用意したいと話した。