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【UFC】サンドヘイゲンがフォントにフルマークの判定勝ち、吉田沙保里と戦い銅メダルのスアレスが元王者アンドラージをギロチン葬! エフロエフを苦しめたロペスがタッカーに飛びつき三角から一本勝ち! クロマド弟子のハリスが一本勝ち、平良達郎のフライ級で熱闘ダーデンがハドリー下す! 初参戦アルマバイエフがオズボーンに一本勝ち

2023/08/05 20:08

▼女子ストロー級 5分3R
〇タチアナ・スアレス(米国)10勝0敗(UFC7勝0敗)※UFC7連

[2R 1分31秒 ギロチンチョーク]

×ジェシカ・アンドラージ(ブラジル)24勝12敗(UFC15勝10敗)

 女子ストロー級元王者で現5位のアンドラージは、2021年4月の『UFC 261』で階級上のフライ級で王者ヴァレンティーナ・シェフチェンコに敗れ二階級制覇ならず。2022年4月からストロー級に復帰し、アマンダ・レモスにUFC史上初となるスタンドの肩固めで1R一本勝ち。ローレン・マーフィーにも勝利し3連勝も、2023年2月にエリン・ブランチフィールドに2R RNCで一本負け。5月の前戦でヤン・シャオナンの右ストレートで1R TKO負けと2連敗中。

 対する10位のスアレスは、元レスリング米国代表で、MMA9勝0敗(UFC6勝無敗)。甲状腺がんサバイバーでもある。2008年と2010年の世界選手権55kg級の銅メダリストで、20101年には準々決勝で吉田沙保里に敗れたものの、敗者復活戦を勝ち抜いて3位となっている。

 2016年4月のTUF23のフィナーレまで全試合一本勝ち。その後も本戦でビビアン・ペレイラに判定勝ちすると、アレクサ・グラッソにRNCで一本勝ち。カーラ・エスパルザをTKO、ニーナ・アンサロフに判定勝ち。その後、ヒザや椎間板などさまざまな怪我で長期欠場も、2023年2月の前戦で3年8カ月ぶりに復帰。モンタナ・デ・ラ・ロサを2R ギロチンチョークで極めている。

 5位のアンドラージを下せば、王者ジャン・ウェイ・リーへの挑戦に近づく、スアレスの復帰第2戦だ。

 スアレスのコーナーにはBellatorバンタム級暫定王者のパッチー・ミックスがつく。

 1R、サウスポー構えのスアレスが先に左インロー。オーソのアンドラージはじりじりと圧力から右インロー。スアレスは左前蹴り、ミドル。右回り。アンドラージの右蹴り足を掴んで首相撲ヒザも尻もちをついたスアレス。立ち上がる。

 右インローで前に出るアンドラージ。左フックをかわしたスアレスはシングルレッグから、足首を掴んでテイクダウン!

 サイドを奪うと、ブリッジして立つアンドラージにがぶりヒザ。スタンドのまま首を下げさせられるアンドラージ左手を差して頭を上げるが、すぐに詰めるスアレスがヒザ。

 離れるアンドラージ。詰めて右をかすめて前に出ると、スアレスの組みを剥がして前に。喧嘩四つのスアレスと蹴り合いホーン。

 2R、やはり先に圧力をかけるアンドラージ。しかし低いシングルレッグでテイクダウンのスアレスにアンドラージはギロチン狙いで首を抱えるも下になる。

 右足は外に出ているスアレスは、アンドラージの立ち上がり際に、逆襲のギロチンチョークへ。立とうとするアンドラージを二の腕に組んで後方に回してから、ノーアームギロチンチョークに組み直して、パッチー仕込みの伝家の宝刀でタップを奪った!

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