▼第7試合 キャッチウェイト (68.5kg) MMA 5分3R
〇ジョン・リネカー(ブラジル)※計量ミス
[3R 4分56秒 TKO]
×キム・ジェウォン (韓国)
元ONEバンタム級世界王者で同級1位の“ハンズ・オブ・ストーン”ジョン・リネカー(ブラジル)が、キム・ジェウォン(韓国)と対戦も、リネカーが計量ミスでキャッチウェイト (68.5kg) 戦に。両者合わせて26KOという強打者対決。
リネカーは、UFC12勝3敗。2019年からONEに参戦すると3連勝で、2022年3月に王者ビビアーノ・フェルナンデスに挑戦し、KO勝ちで王者に。
初防衛戦でファブリシオ・アンドラージに攻め込まれるもローブローを受けてノーコンテスト。2023年2月のダイレクトリマッチでは4R TKO負けで王座陥落し、今回が再起戦となる。
対するジェウォンは、13勝中9KO。2021年9月に元二階級制覇王者のマーティン・ニューエンを失神KOで下すと、2022年11月には元王者のケビン・ベリンゴンも1R KO。
“チャンピオンキラー”ぶりを発揮したが、2023年1月の前戦では、元修斗世界バンタム級王者の佐藤将光に判定負けしている。
ルンピニースタジアムのリングでのMMA。
1R、ともにオーソドックス構え。ジャブ&ローで先に圧力をかけるジェウォン。リネカーも右ローを返すと左フックで飛び込み。かわしたジェウォンはダブルレッグテイクダウン。
ギロチンは固執せず外したリネカーに、ジェウォンは上からヒジ! 脇差し立とうとするリネカーの立ち際にバックも狙う。正対したリネカーにヒジを内、サイドバックにつき、バックから左足をかけようとするジェウォン! リネカーは再び正対して下に。
肩固め狙いのジェウォンを下からテッポウで前転させてリバーサルしたリネカーが上に。ゴングに下のジェウォンの手を取り立ち上がらせる。
2R、右ボディを当てるリネカーは右カーフキックも当ててジェウォンのバランスを崩す。右ボディを当ててダブルレッグテイクダウンを奪うリネカー。ジェウォンは下から腕十字狙いも外すリネカー。
右カーフ、左ジャブを当てるリネカー。しかしジェウォンも組んで脇を潜りスタンドバックも、正対し突き放すリネカーはスタンドに。ボディ打ちから右を顔面に打ち分け、スイッチして右から左を見せるがジェウォンも左インロー、ミドルは掴まれる。足を抜くジェウォン。リネカーは計量ミスの影響もあるか、いつもの圧力に欠ける。
3R、ワンツー、ローのリネカーだが、いつもより手数は少ない。ジャブを返すジェウォンに、右ボディを突くが、右を返すジェウォン。押し込むリネカーはクリンチボクシングも突き放すジェウォンは左右のテンカオ! リネカーの右ローにはジャブ、前蹴りを合わせる。
右ロングフックも単発なリネカー。ジェウォンのヒザを被弾しながらも右フックで応戦! さらに右フックからボディ打ちで徐々に前に出たリネカーは、右ボディ打ちからの左フックでダウンを奪取! パウンドにレフェリーが間に入った。
3R 4分56秒、残り4秒、終了間際に逆転勝ちしたリネカーは、両手を挙げてガッツポーズ。「自分を信じ続けたら勝てた。ファブリシオ・アンドラージと戦いたい」と語った。
John Lineker 🇧🇷 knocks out Kim Jae Woong with 𝐅𝐎𝐔𝐑 𝐒𝐄𝐂𝐎𝐍𝐃𝐒 left in the fight! ⏱️
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 5, 2023
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