▼第4試合 バンタム級ムエタイ 3分3R
×ランボー・モー・ラッタナバンディット(タイ)
[判定0-3]
〇マブルド・ツピエフ(ウズベキスタン)
ランボーは元ラジャダムナンスタジアム認定ウェルター級王者、元ルンピニースタジアム認定スーパーライト級王者、元プロムエタイ認定スーパーライト級王者。ムエタイ戦績100勝51敗4分の戦績を誇り、2023年3月31日にルンピニーで開催された『ONE Friday Fights 11』にポンシリの欠場を受けて急遽出場し、タイソン・ハリソンに3R KOで敗れた。4月に初来日し、シュートボクシングのオープンフィンガーグローブマッチで笠原弘希に判定3-0で敗れている。
ツピエフも『ONE Friday Fights』に3度出場。
1R、前に出るツピエフはランボーのミドルをキャッチしつつ、右ストレートを伸ばして右ヒジも顔面を捉える。ツピエフのジャブに尻餅をつくランボー、ツピエフは左右の連打でランボーをロープへ釘付けにし、右フックで大きくグラつかせる。組み付いて耐えるランボーだが、動きが緩慢だ。ツピエフのジャブ、右フックが何度も決まり、ランボーは組み付いて凌ぐのが精一杯。
2Rはランボーが前に出て左ミドルを蹴りつつ左のヒジを狙う。さらに前に出ての右フックがクリーンヒット。ランボーの右ミドルにはツピエフが右フックを合わせる。ツピエフの左右フックもらっても前へ出て右フックを打つランボー。ジャブをもらっても前に出続ける。しかし、足を上げて前へ出ようとしたところで左フックからの右フックをもらってランボーがダウン。スピードのないランボーだが前へ出続ける。
3Rも前に出るのはランボーで右ヒジを繰り出す。ツピエフは下がりながらもワンツー、右フック。ランボーの左ハイが浅く決まり、ツピエフのパンチをもらいながらも前へ出続ける。ツピエフの右フックに右の連打を返すランボー。飛びヒザを繰り出すランボーだが空振り。ツピエフはジャブを突きながら回り込み、逃げ切り体勢に。ランボーは飛びヒザで逆転を狙うが、守りに入ったツピエフを捉えることが出来ない。